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ランニングソックスがすぐダメになる原因は“洗濯”だった?NG行動と長持ちのコツを解説
原因は“洗い方”にあるかもしれません お気に入りのランニングソックス。まだ数回しか履いていないのに「なんだか伸びてきた」「サポート感が弱くなった」「型崩れしてきた…。」 その違和感、実は「洗い方」や「干し方」など日常の扱い方が原因かもしれません。 近年のランニングソックスは、タフな素材・高機能設計で長持ちするよう作られています。ですが、意外と差が出るのが「洗濯」の部分。扱い方ひとつで寿命も機能性も大きく変わるのです。 この記事では、やりがちなNG行動とその理由、そして長持ちさせる洗濯の基本ルールを詳しく解説します。 【目次】 1. ランニングソックスの寿命を縮める“洗濯NG行動” 2. 高機能でも“洗い方次第”で差が出る 3. 正しい洗濯で寿命を延ばす!5つのルール まとめ 1. ランニングソックスの寿命を縮める“洗濯NG行動” ■ NG①:洗濯ネットに入れずそのまま洗う 他の衣類と擦れ合い、摩耗や型崩れ、糸のヨレが発生。特に高機能ソックスは繊細な構造のため、ネットなしはリスク大。 ■ NG②:柔軟剤を使う 柔軟剤の陽イオン界面活性剤が繊維をコーティングし、 ・吸水性の低下 ・速乾性の阻害 ・防臭加工への干渉 など、本来の機能性を著しく損なう可能性があります。 特に、メリノウールや吸汗速乾素材との相性は最悪。「ムレやすくなった」と感じたら、柔軟剤を疑ってみてください。 ■ NG③:乾燥機や直射日光での乾燥...
ランニングソックスがすぐダメになる原因は“洗濯”だった?NG行動と長持ちのコツを解説
原因は“洗い方”にあるかもしれません お気に入りのランニングソックス。まだ数回しか履いていないのに「なんだか伸びてきた」「サポート感が弱くなった」「型崩れしてきた…。」 その違和感、実は「洗い方...

夏ランの汗・雨ランの濡れ!濡れても快適なランニングソックスの選び方
夏のランニング、足元が不快じゃないですか? 「走っていると足が蒸れる」「汗や雨で靴の中がびしょびしょ」「濡れると靴擦れする」――そんな悩み、夏ランナーあるあるです。特に梅雨〜真夏の季節は、気温・湿度ともに高く、足元の環境は過酷そのもの。 そこで本記事では、「濡れても快適」に注目し、夏や雨の日のランニングでも頼れるソックスの選び方を、素材・構造・形状の3つの視点から解説します。 【目次】 1. 濡れても快適なソックスとは?カギは「素材」 2. ソックスの構造も、快適さの鍵 3. 濡れても快適な形状はどれ? 4. 実体験レビュー:雨の日ランで分かった違い 5. まとめ 1. 濡れても快適なソックスとは?カギは「素材」 夏や雨の日のランニングでは、ソックスが汗や水に濡れるのは正直避けることができません。だからこそ重要なのは、「濡れても不快にならない素材」を選ぶこと。 ここでは代表的な3つの素材を、順に紹介します。 ■ 速乾&軽量重視なら:高機能化繊(ポリエステル・ナイロンなど) まず、最速で乾かしたい人に最適なのが高機能化繊。 ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は、汗をかいてもすぐに乾き、ベタつきを最小限に抑えてくれます。 ●ポリエステル:吸汗・速乾性が高く、ムレにくい ●ナイロン:摩耗に強く、耐久性も高い ランニングソックスにはあまりありませんが、冷感加工・防臭加工などの機能付きモデルも存在していたりします。 おすすめ冷感靴下 「とにかく軽く、すぐ乾いてくれればいい」「雨でもサクッと履けるものがいい」という方には、化繊を主素材としたランニングソックスがおすすめです。 ■...
夏ランの汗・雨ランの濡れ!濡れても快適なランニングソックスの選び方
夏のランニング、足元が不快じゃないですか? 「走っていると足が蒸れる」「汗や雨で靴の中がびしょびしょ」「濡れると靴擦れする」――そんな悩み、夏ランナーあるあるです。特に梅雨〜真夏の季節は、気温...

【ランニング靴下革命】夏のムレ対策に“天然メリノウール”という選択
一年中、足元をもっと快適に。 「夏のランニングは蒸れる」「冬は足先が冷えて集中できない」「汗をかくとニオイが…」ランニング中の“足の不快感”に悩む人は、実はとても多いもの。そんな課題を解決してくれるのが、天然素材・メリノウールです。 ウール=冬素材という印象を持っている方にこそ試してほしい、“夏も冬も快適”な機能性。そして、その性能を存分に活かしたランニング靴下が、OLENOのComod(y) pecora。 本記事ではその魅力を、素材の特徴や実際の使用者の声とともに徹底解説させていただきます。 【目次】 1. メリノウールとは?夏にもおすすめな理由とは 2. Comod(y) pecora:ランナーの声から生まれた1足 3. 通気性・吸湿性・防臭性が生む“365日快適な足元” 4. 耐久性と心地よさを両立する設計とは 5. 実際の使用者レビューから見えるリアルな魅力 1. メリノウールとは?夏にもおすすめな理由とは 「ウールって暑そう」「チクチクしそう」そんなイメージを持たれる方もいるかもしれません。しかし、メリノウールは通常のウールよりはるかに細く柔らかい繊維で構成されており、肌触りは非常になめらか。アスリートや登山家に長年愛されてきた理由も、その通気性と調湿性にあります。 ▼夏におすすめな理由 高い吸放湿性 ウールは吸湿性と放湿性が高い素材。湿気を繊維が素早く吸収し空気中へ放出することで、衣服内の湿度を適切に調整します。梅雨や夏の湿度が高い時期に汗をかいてもムレにくく肌が常にサラサラな感触を実感できます。 天然のエアコン 繊維の内部に空気を含む構造があり、これが天然の断熱材として機能。冬は体温を閉じ込めて暖かく、夏は余分な熱を逃がして涼しく保つまさに”天然のエアコン”とも言われる素材です。 ▼冬にもおすすめな理由 特殊な形が可能にした保温力 ウールの繊維は一本一本が縮れた形状をしており、その縮れあった繊維の中に空気が入りこむことで空気の層を作ります。その空気の層が断熱材となり足先を暖かくキープしてくれます。...
【ランニング靴下革命】夏のムレ対策に“天然メリノウール”という選択
一年中、足元をもっと快適に。 「夏のランニングは蒸れる」「冬は足先が冷えて集中できない」「汗をかくとニオイが…」ランニング中の“足の不快感”に悩む人は、実はとても多いもの。そんな課題を解決してく...

登山 靴下は“5本指”が正解?夏でも快適なメリノウール靴下の選び方
「登山用の靴下、どれを選べばいいの?」登山を始めたばかりの方も、経験を重ねている方も、一度はこの疑問にぶつかるのではないでしょうか。実は、登山における靴下の選び方次第で、マメ・足の疲れ・ムレ・ニオイなど、あらゆるトラブルを防ぐことができます。 この記事では、特に夏の登山におすすめの「5本指靴下」と「メリノウール素材」にフォーカスして、選び方とおすすめポイントを詳しく解説します。 【目次】 1、登山には「5本指靴下」が断然おすすめな理由 2、「夏でもウール?」と思ったあなたへ。 3、登山 靴下を選ぶときのチェックポイント 4、実際のおすすめ商品 5、まとめ 登山には「5本指靴下」が断然おすすめな理由 1.指の間のムレを防ぎ、マメを予防 登山では長時間歩き続けるため、足に汗をかきやすくなります。 特に夏場はムレやすく、指の間にマメができやすい環境に。登山 靴下 5本指(五本指)タイプは、1本1本の指を独立させることで、指同士の摩擦を防ぎ、汗を分散。結果的にマメ予防・通気性向上につながります。 2. 地面を“つかむ”感覚が増し、安定性アップ ガレ場や岩場では、足先の感覚が頼り。5本指タイプは指が自由に動かせるため、地面をしっかりとつかむような感覚を得られます。 滑りやすい斜面や不整地での踏ん張りも効きやすく、安全性とパフォーマンスの両面で優れています。 3. 1日中履いても疲れにくい 実際に使っている登山者からは、「5本指に変えてから足の疲れが激減した」「靴の中でのブレが少なくなった」といった声も。 足の構造に沿った形状が、歩行時の負担を分散してくれるのです。 「夏でもウール?」と思ったあなたへ。実は夏登山こそ“メリノウール靴下”が最適です 「ウール=冬の素材」と思っていませんか?それ、半分だけ正解です。登山で使われる「メリノウール靴下」は、普通のウールとは違い、夏にも快適に使える天然素材として人気を集めています。 メリノウールが夏に適している理由...
登山 靴下は“5本指”が正解?夏でも快適なメリノウール靴下の選び方
「登山用の靴下、どれを選べばいいの?」登山を始めたばかりの方も、経験を重ねている方も、一度はこの疑問にぶつかるのではないでしょうか。実は、登山における靴下の選び方次第で、マメ・足の疲れ・ムレ・ニ...

【トレラン初心者の悩み】登りがきつすぎるので改善策を考えてみた
お久しぶりです。OLENOの新人スタッフの裕貴(ひろき)です。 大学生ぶりに走るようになってはや半年。 最初のころはロード1kmを6分ペースで走ることすらできませんでしたが、今ではロード10kmを5分ペースで走れるまではもってこれました。 ただ、ロードランニングに関しては、正直目標を決めずに緩くやっているので、どこかで成長は止まりそうだなと感じています。マラソンも魅力に感じません。 今の目標は、とにかく トレイルランニングでトレラン歴5年の上司を倒すこと。 上司はどちらかというとロングレースの方が適正があるようですが、 僕自身が50km以上のレースだと、 上司に勝つ<走りたくない という気持ちになってしまうので、 30km以内の距離で1年以内に勝つことを目標にコツコツと山にも走りに行っています。 ですが。。。 とにかく登りがきつすぎる。 初めて山に登った時に感じた登りのつらさ(数歩登っては立ち止まり、また歩いては立ち止まり、途中で崖から飛び降りたくなる) が全く克服されず、今でも途中でやめたい途中でやめたいとぶつぶつ言いながら登ってる次第。 ロードランニングでスピードも速くなり、距離も詰めるようになったのにも関わず変わらないとなれば、練習方法が間違っているのかと最近悩んでいる状態です。 ネットで調べるとトレイルの練習を積むのが手っ取り早いと書いている記事ばかりなんですが、そもそもトレイルに行く時間が全く取れません。 仕事終わりは暗すぎて走る気にならないし、土日は基本的に遊びに出かけている。。 とにかく仮説を立てて、できる範囲で解決していく 改善するには問題を見つけてつぶしていくしかないので、自分なりに何が問題化仮説建てをしてみました。 仮説①:ペースやテンポが悪いため負担が増えている。 仮説②:すぐに疲れるような走り方になっている。 仮説③:上りに必要な筋肉が足りていない。 思いつくのはこのあたり。そして、 一番思い当たるのは仮説③です。 というのも陸上をしていた時に、もともと腰に爆弾を抱えていたこともあり大殿筋(おしりの筋肉)や大腿四頭筋(ふともも)のウェイトトレーニングをサボっていました。 当時は、上記の場所を鍛える方法が重りを持ってのスクワットだったんですが、姿勢が悪いせいか腰にとてつもない負担がかかり、病院通いを余儀なくされたのがサボっていた理由。 あと、自分の走りのスタイル的に、体幹・胸筋・肩甲骨周り・腸腰筋を鍛えて、全てを連動させることが相性がよかったのでそこばかりを鍛えていました。...
【トレラン初心者の悩み】登りがきつすぎるので改善策を考えてみた
お久しぶりです。OLENOの新人スタッフの裕貴(ひろき)です。 大学生ぶりに走るようになってはや半年。 最初のころはロード1kmを6分ペースで走ることすらできませんでしたが、今ではロード10km...

マメ・靴擦れ・疲労感…すべて“サイズミス”かも?靴下見直しチェック
こんにちは。靴下ソムリエのOLENOです。ランナーの皆さん、「靴下のサイズ=靴のサイズ」だと思っていませんか? 実はこれ、半分正解で半分間違い。多くの人が“なんとなく”で選んでいる靴下サイズですが、足にフィットしない靴下は走りのパフォーマンスを落とすだけでなく、足のトラブルを招く原因にもなりかねません。 今回は、ランナーの足を守る「靴下サイズの選び方と注意点」についてお話しさせていただければと思います。 【目次】 1.靴のサイズ=靴下のサイズ、ではない! 2.サイズが合っていないと起こる問題 3.自分に合った靴下サイズを見つけるには? 4.海外製と日本製、サイズ感の違いに注意 5.ランナーこそ“サイズ感”にこだわるべき理由 6.まとめ 1.靴のサイズ=靴下のサイズ、ではない! 靴のサイズと同じ数字の靴下を選んでいるから安心…そう思いがちですが、実はこれが落とし穴です。 靴のサイズはあくまで「靴の中の長さ」に対する指標。一方、靴下は「足そのものの寸法」に加えて、「編み方」や「素材の伸縮性」まで影響します。 たとえば、25〜27cmの靴下と表記されていても、メーカーや製品ごとに履き心地は異なります。「ぴったり履けてる」と思っていても、実は足に負担がかかっていることもあるのです。 2.サイズが合っていないと起こる問題 サイズが小さい靴下を履くと、圧迫感で血流が悪くなり、足の冷えや疲労の蓄積に繋がります。逆にサイズが大きすぎると、足の中で靴下がずれてしまい、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。 ❶靴の中で靴下がたわんでマメ・靴ずれができる ❷アーチサポートがずれて、パフォーマンス低下につながる ❸つま先やかかとが余って、シューズのフィット感が損なわれる ❹生地が余ってすれることで耐久性が落ちる とくに長距離を走るランナーにとって、靴下のフィット感は走行中の快適さや集中力を左右する非常に重要な要素になってきます。 3.自分に合った靴下サイズを見つけるには? では、自分にぴったりの靴下サイズはどうやって探せば良いのでしょうか? 以下のステップを参考にしてみてください。 ① 実際の足長を測る 裸足で壁にかかとをつけて立ち、つま先までの長さを測ります。左右で長さが異なる人もいるので、長い方を基準にしましょう。...
マメ・靴擦れ・疲労感…すべて“サイズミス”かも?靴下見直しチェック
こんにちは。靴下ソムリエのOLENOです。ランナーの皆さん、「靴下のサイズ=靴のサイズ」だと思っていませんか? 実はこれ、半分正解で半分間違い。多くの人が“なんとなく”で選んでいる靴下サイズです...

外反母趾・タコ・むくみ…足トラブルと靴下の深すぎる関係
こんにちは。靴下ソムリエのOLENOです。 「外反母趾で親指の付け根が痛くなる」「長時間歩くと足にタコができる」「足がすぐにむくむ」など、歳を取るにつれ増えてくる足のトラブル。 果たしてその原因は年齢なのでしょうか?今回は足のトラブルの原因について違った観点からお話させていだきます。 【目次】 1.足のトラブルは“日常の積み重ね”から生まれる 2.見逃されがちな「靴下の役割」 3.トラブル別:適切な靴下の選び方 4.医療・介護・専門現場からの声 5.まとめ 1、足のトラブルは“日常の積み重ね”から生まれる 「足の痛みは歳のせい」──とは限りません。 外反母趾、タコ、むくみなど、私たちが日々感じる“足のトラブル”の多くは、加齢だけが原因ではなく、立ち仕事、歩き方、靴の形状、体重のかかり方、さらには「靴下の選び方」にまで、さまざまな要因が絡み合っているのです。 例えば、 ・外反母趾は先細りの靴を履き続けることや足裏の筋力低下によって親指の骨が外側にずれてしまう状態。 ・タコは足裏の一部に過剰な圧力がかかることで皮膚が硬くなる現象。 ・むくみは血行やリンパの流れが滞ることで余分な水分が下半身に溜まる症状。 これらはすべて「日々の積み重ね」の結果であり、放っておくと痛みや変形だけでなく、歩行困難や生活の質の低下にもつながりかねません。 ではその「積み重ね」をどうリセットするか?そのひとつの鍵が、“靴下”だと我々は考えています。 2. 見逃されがちな「靴下の役割」 靴下は単なる「防寒」や「汗取り」の道具ではありません。正しい靴下は、足を守り、整え、支える“ギア”です。 足指の自由度 5本指ソックスやワイドトゥ設計の靴下は、足指が正しく広がり、地面をしっかりつかむ動きをサポートします。これは外反母趾や浮き指の予防・改善に有効です。 局所的な圧のコントロール 部分的にクッション性を持たせたり、圧力を分散する設計を取り入れることで、タコやウオノメの原因となる“局所的な負荷”を軽減できます。 着圧設計と血行促進 ふくらはぎや足首に段階的な着圧をかけることで、重力に逆らって血液やリンパを上へ押し戻すサポートができます。これがむくみ対策として非常に有効です。 素材による通気・温度・摩擦の最適化 綿だけではなく、吸湿速乾素材やウール系を組み合わせた高機能繊維は、足の湿度や温度を快適に保ち、トラブルの温床となる“ムレ”を抑えます。...
外反母趾・タコ・むくみ…足トラブルと靴下の深すぎる関係
こんにちは。靴下ソムリエのOLENOです。 「外反母趾で親指の付け根が痛くなる」「長時間歩くと足にタコができる」「足がすぐにむくむ」など、歳を取るにつれ増えてくる足のトラブル。 果たしてその原因...

子供の未来のために。「足育」と「裸足靴下」のすすめ
こんにちは。 子供の成長にとって大切な「足」。実は、足の発達=体の発達と言っても過言ではないと考えております。 例えば、家やビルを建てる時は土台を安定させることが最も重要とされています。人間も同じで体全体を支えている土台である足をしっかり育てておくことが、将来の安定に繋がります。 そんな中近年、「足育」という考え方が注目され、足を正しく育てることが、将来の健康や運動能力に直結することが広く知られるようになってきました。 さらに、裸足感覚で地面を捉える「ベアフット」や、それを活かした「ベアフットランニング」というスタイルも少しずつ人気が高まっています。こうした動きを受けて、私たちもフットベアという新しい提案を形にしてきました。 本日は、足育の重要性と、私たちが開発した「裸足靴下」を活用した取り組みについてご紹介します。 足育とは何か? 足育とは、子供たちの足の健康な成長をサポートする活動全般を指します。ポイントは、「自然な足の機能」をしっかり育むことです。特に幼少期は、まだ骨格も筋肉も柔らかく、外部からの刺激がとても大切になります。 足の発達が遅れてしまうと、 ・姿勢が悪くなる ・つまずきやすくなる ・運動能力が伸びにくくなる といった問題が起こる可能性があります。 逆に、幼いころから正しい足の使い方を身につけていれば、バランス感覚・持久力・集中力にまで良い影響があることがわかっています。 なぜ「ベアフット(裸足)」がいいの? 自然界で人間の足は、もともと裸足で歩くことを前提に作られています。これは人類が誕生してから今でも変わってはいません。 裸足で歩くと、 ・足裏全体を使って地面を捉える ・足指が自由に動く ・バランスを取るために筋肉や感覚神経が活性化する など、成長に必要な刺激がたっぷり得られるのです。 こうした「ベアフット」の感覚を取り戻すため、世界的にも「ベアフットランニング」というランニングスタイルが広がっています。 これは、通常のクッション性の高い靴を脱ぎ、裸足やそれに近いシューズで走ることで、本来の足の力を引き出すことを目指すトレーニング法です。 しかし現代では、舗装されたアスファルトや硬い床の上で過ごす時間が長く、「安全に裸足の効果を得る」ことが難しくなっています。 そこで私たちは、独自に「フットベア」という考え方を打ち出しました。それは、裸足感覚を保ちながら、靴ではなく、靴下で最低限の保護を施す新しい足元サポートです。 当社の「裸足靴下」でできる足育・ベアフット体験 私たちの裸足靴下シリーズは、足育やベアフットトレーニングをサポートするために特別に設計されています。それぞれのモデルについてご紹介します。 ◎ はだし靴下KIDS...
子供の未来のために。「足育」と「裸足靴下」のすすめ
こんにちは。 子供の成長にとって大切な「足」。実は、足の発達=体の発達と言っても過言ではないと考えております。 例えば、家やビルを建てる時は土台を安定させることが最も重要とされています。人間も同...

Comod(y) pecora 開発秘話
こんにちは、ブログを全然書かずに新入社員に怒られている、開発担当の“のーまる”です(汗) 今回は、そんな私が担当した『Comod(y)シリーズ』の最新モデルについてお話します! 『Comod(y)シリーズ』 ランやアウトドアアクティビティーはもちろん、日常使いでもオールシーズン快適に着用できる人気シリーズなのですが、ラインナップを少ないのが現実。そろそろ増やしていきたいと思っていた時に、 「ロングレースで使えるメリノタイプのソックスを探しているんです」 ランナーからそんな相談を受けたことが新たな開発の始まりでした。 もう少し詳しく話を聞いてみると、 「朝晩の気温差の激しい時に朝露でシューズやソックスが濡れて足がふやけちゃうんですよ」とのこと。 そこで、吸水・速乾に優れたモデルを提案してみたのですが、すでに着用済みとのこと。 つまり 吸水・速乾に優れたモデルではふやけてしまうが、 ウールベースのソックスではそこまでふやけないということが分かりました。 実際に、朝露でふやけた足裏の写真も見せてもらいました。 なぜウールソックスではふやけないのか? 正直その時は、”吸水速乾機能に優れた靴下”よりも、”ウールベースの靴下”を着用するとふやけにくくなるというメカニズムがピンと来ませんでした。 ただ色々考える中で、 もしかしたらシチュエーションによって、素材の機能性を使い分ける事が必要なのでは?と思い、 ・吸水・速乾タイプ:すぐに汗を吸い、すぐに乾く→熱や温度が高い時に◎ と ・ウールタイプ:撥水機能がありそもそも靴下に水分を保持させにくい→朝霧や湿気の多いシーン◎ を分けてみることにしました。 これにより、 「吸水・速乾に優れた従来のComod(y)シリーズに、ウールベースという“対極”のモデルを加えることで、選択肢がぐっと広がる」 というアイディアが浮かび、開発にも拍車がかかりました。 ...
Comod(y) pecora 開発秘話
こんにちは、ブログを全然書かずに新入社員に怒られている、開発担当の“のーまる”です(汗) 今回は、そんな私が担当した『Comod(y)シリーズ』の最新モデルについてお話します! 『Comod...

その靴下、本当に合ってる?“1日1万歩”の人が知っておくべき素材学
こんにちは、靴下ソムリエのOLENOです。 「今日は1万歩も歩いた!」と満足感を覚えた日、ふと足元を見てみてください。靴下、ムレてないでしょうか?擦れていませんでしょうか?足の裏、疲れていないでしょうか? 毎日歩くことは健康的。でも、その歩数に対して**この靴下は本当に合っているか?**と見直すことは、足元の快適さだけでなく、体全体の疲労やコンディションにも大きく影響します。 【目次】 1.なぜ「靴下の素材」に注目すべきなのか? 2.素材ごとの特徴を比較してみよう 3.素材の違いで、足はここまで変わる 4.歩く人におすすめの素材と構造は? 5.靴下は消耗品ではなく、“身体への投資” まとめ 1.なぜ「靴下の素材」に注目すべきなのか? 靴下選びといえば、サイズや丈、デザインに目が行きがち。ですが、見落とされやすいのが素材です。 素材によって、以下のような大きな違いが出ます: ・ムレやすさ ・乾きやすさ ・ニオイの発生 ・足裏のクッション性や疲労感 ・摩耗・破れやすさ 特に「通勤でよく歩く人」や「立ち仕事が多い人」、「ランニングをする人」「ウォーキングやトレッキングが趣味の人」は、靴下の素材ひとつで1日が快適にも不快にもなります。 2.素材ごとの特徴を比較してみよう それでは、よく使われる素材を比べてみましょう。 ◆ 綿(コットン)素材 吸水性:◎ 乾きやすさ:△ ムレにくさ:△ 摩耗耐性:△ 通気性:○ やさしい肌触りで人気ですが、汗を吸った後に乾きにくく、長時間履くとムレやニオイの原因になってしまいます。...
その靴下、本当に合ってる?“1日1万歩”の人が知っておくべき素材学
こんにちは、靴下ソムリエのOLENOです。 「今日は1万歩も歩いた!」と満足感を覚えた日、ふと足元を見てみてください。靴下、ムレてないでしょうか?擦れていませんでしょうか?足の裏、疲れていない...

高機能靴下=贅沢ではなく、“予防医療”の一環として
こんにちはOLENOです。 世の中には3足1,000円で売れている靴下もあれば、一足で2,000円以上する靴下もございます。高級ブランドの靴下を除くと、「靴下に2,000円も?」と感じる方も多いかもしれません。 しかし、それは本当に“高い買い物”でしょうか?というのが今回のテーマになります。 高機能な靴下は単なる贅沢品ではなく、“予防医療”の観点から見ると非常に合理的な選択なのです。この記事では、靴下がいかに足元から健康を守る“投資”になり得るかを紐解いていきます。 足元から始まる未病ケア 日本では「具合が悪くなってから病院へ行く」文化が根強いですが、世界的には“未病”という概念が注目されています。 未病とは、まだ病気ではないが、健康でもない状態のこと。肩こり、冷え、むくみ、疲れ──これらを放置せず、小さな不調のうちにケアすることで、大きな病気を防げます。 その第一歩が「足元」なのです。 高機能靴下は、 ・外反母趾や足底筋膜炎の初期症状をサポート ・長時間立ち仕事の疲労緩和 ・足の冷えによる循環不良の改善 ・靴擦れやマメの予防 といった医療観点からのメリットと ・高密度編みで耐久性が高く、買い替え頻度が下がる ・防臭・抗菌加工で洗濯回数が少なく済む ・乾きが早く、衛生的でアウトドアでも使いやすい といった“隠れたメリット”が豊富です。 また、正しい洗濯方法(ネット使用・陰干し)を守れば、1年~2年は快適に履き続けられることも。 自分の身体にかける「気遣い」こそが贅沢 人生100年時代、歩く力=生きる力です。足元の不調を我慢し続ける生活と、常に快適でアクティブに動ける生活──その分かれ道は、実は“靴下”にあるかもしれません。 医療や介護の現場でも注目される高機能ソックス 最近では、医療用コンプレッションソックスや糖尿病患者向けの縫い目のない靴下なども登場しており、「靴下=治療や予防に関わるアイテム」としての認知が広がっています。一般消費者も、自分の生活スタイルに合わせて靴下を“選ぶ時代”になっています。 まとめ 高機能靴下は、日々の快適さをサポートするだけでなく、数年先の健康にも貢献する「予防の道具」です。日々の足元への気配りが、姿勢や血行、そして全身のバランスに好影響を与えます。 見た目や価格だけでなく、“何のためにこの靴下を選ぶのか”という視点を持つことが、これからの時代に求められる消費行動かなと思います。「少し高くても、自分の身体のために良いものを選ぶ」──その意識が、自分を大切にする第一歩になるはずです。
高機能靴下=贅沢ではなく、“予防医療”の一環として
こんにちはOLENOです。 世の中には3足1,000円で売れている靴下もあれば、一足で2,000円以上する靴下もございます。高級ブランドの靴下を除くと、「靴下に2,000円も?」と感じる方も多い...

靴下が走りのフォームを変える?ランナーにこそ必要な“足裏の意識改革”
ランニングのパフォーマンスに大きな差を生むのは、実は「靴」だけではありません。見落とされがちな“靴下”こそ、フォームの安定、故障予防、パフォーマンス向上に直結する重要なアイテムです。この記事では、足裏の感覚を研ぎ澄ます靴下の機能や、ランナーのフォーム改善に欠かせない視点を徹底解説します。
靴下が走りのフォームを変える?ランナーにこそ必要な“足裏の意識改革”
ランニングのパフォーマンスに大きな差を生むのは、実は「靴」だけではありません。見落とされがちな“靴下”こそ、フォームの安定、故障予防、パフォーマンス向上に直結する重要なアイテムです。この記事では...

トレイルランニングは迷惑?そんな誤解をなくすために知っておきたいルールと魅力
「トレイルランニング 迷惑」と検索されるその背景 「トレイルランニング 迷惑」──この言葉で検索する人が年々増えているのをご存知でしょうか? 自然の中を駆け抜ける爽快なスポーツであるはずのトレイルランニングに、なぜ“迷惑”というネガティブな印象がついているのか。実は、その背景には誤解・すれ違い・一部のマナー違反があります。 トレイルランナーの多くは、山や自然を心から愛し、敬意をもって走っています。ですが、ごく一部の心ない行動やルールを知らずに走ってしまった人によって、登山者や地元住民との間に摩擦が生まれてしまったのも事実です。 この記事では、なぜ“迷惑”と感じられることがあるのか、その原因を整理しつつ、「ルールやマナーを守れば問題はない」という前向きな視点から、トレイルランニングの真の魅力をお伝えしていきます。 【目次】 1,なぜ迷惑に感じられるのか?トレイル上で起きる摩擦の正体 2,ルールとマナーを守れば、トレイルランニングは誰にも迷惑じゃない 3,トレイルランニングが与えてくれる5つのかけがえのない魅力 4,まとめ 1,なぜ迷惑に感じられるのか?トレイル上で起きる摩擦の正体 トレイルランニングが「迷惑」とされる原因は、主に以下のようなシーンから生まれます: ❶ 登山者との接触・追い越し 狭い登山道でランナーがスピードを出して走ってくると、ゆっくり歩いている登山者は「危ない」「怖い」と感じてしまうことがあります。とくに後方から無言で接近されると、驚かせてしまいがちです。 ❷挨拶や配慮の不足 登山文化では「すれ違いざまの挨拶」は基本的なマナー。これを怠ると、「無礼だ」「横柄だ」と受け取られる可能性があります。 ❸登山道のダメージや環境負荷 急な下りで強くブレーキをかけながら走ると、地面が掘れてしまうことも。また、雨上がりのぬかるみを走ることで、道の侵食が進んでしまうこともあります。 ❹集団ランやイベント時の騒音・混雑 イベントやグループでのトレランは非常に楽しいものですが、声のボリュームや人数の多さによって、静かに山を楽しみたい人からすると「うるさい」「占領されている」と感じられてしまうことも。 — このように、ほんの些細な行動の積み重ねが、登山者や地元の方に“迷惑”という印象を与えてしまうことがあります。しかし、それは決して「トレイルランニングそのものが悪い」のではなく、マナーや配慮を欠いた一部の行動が原因であることがほとんどです。 2. ルールとマナーを守れば、トレイルランニングは誰にも迷惑じゃない トレイルランニングが“迷惑”と思われないために、何よりも大切なのがルールとマナーを守ることです。これは特別な技術でも、高価な装備でもありません。ごく基本的な配慮で、すべてが変わります。 ①すれ違い・追い越し時の声かけ...
トレイルランニングは迷惑?そんな誤解をなくすために知っておきたいルールと魅力
「トレイルランニング 迷惑」と検索されるその背景 「トレイルランニング 迷惑」──この言葉で検索する人が年々増えているのをご存知でしょうか? 自然の中を駆け抜ける爽快なスポーツであるはずのトレイ...

足の蒸れと疲労感の関係とは?アウトドアに最適な繊維(靴下)の選び方
アウトドアを楽しむ人なら誰もが経験したことのある“足の蒸れ”。しかし、その蒸れが単なる不快感に留まらず、「疲労感」に直結していることをご存じでしょうか? 足元のコンディションが、身体全体のパフォーマンスや健康状態に及ぼす影響は非常に大きいです。 この記事では、足の蒸れと疲労感の関係を紐解きながら、アウトドアシーンにおける理想的な靴下素材の選び方について、深く掘り下げてご紹介します! 【目次】 1、足の蒸れは"足の環境悪化"のサイン 2、蒸れが疲労を引き起こす3つのメカニズム 3、アウトドアに最適な靴下素材とは? 4、靴下を選ぶときの素材以外のポイント 5、まとめ 1、蒸れは“足の環境悪化”のサイン 足は人体の中でも特に汗腺が集中している部位です。1日で最大200ml以上の汗をかくこともあると言われており、特に登山やトレッキングのように長時間歩く場面では、靴の中がまるでサウナ状態になります。 実はこの湿気は皮膚のバリア機能を低下させ、雑菌や真菌(カビ)の温床となります。蒸れを放置すると、水虫・マメ・擦過傷などのトラブルに繋がるだけでなく、持続的な不快感が精神的なストレスとなって疲労を助長してしまいます。 2、蒸れが疲労を引き起こす3つのメカニズム ①摩擦による皮膚ダメージ: 濡れた靴下は滑りやすくなる一方で、摩擦係数が高くなり、足裏や指の間にマメや擦れができやすくなります。小さな傷でも痛みがあると、歩行時の姿勢が崩れ、全身の筋肉に無駄な負担をかけてしまいます。 ②体温調節の乱れ: 湿気がこもると足が冷えやすくなり、特に寒冷地や標高の高い地域では、冷えによって血行が悪化します。血行が悪くなると、酸素と栄養の供給が遅れ、疲労物質の代謝も滞るため、回復が遅くなります。 ③精神的ストレスと集中力の低下: 蒸れた足の不快感は、心理的にも大きな影響を与えます。歩くたびにムズムズしたり、靴の中で不快な感覚があると、集中力が削がれ、自然を楽しむどころではなくなってしまいます。精神的な疲労が身体的疲労に繋がるのはよくある現象です。 3、アウトドアに最適な靴下素材とは? ①メリノウール: 天然の高機能素材であり、吸湿性・保温性・防臭性に非常に優れています。湿気を肌から吸い上げて外へ逃がす構造を持っており、同時に冷えから足を守ります。加えて、防臭効果も高く、数日間連続で履いても臭いが気になりにくいのも特徴です。 ②クールマックス(ポリエステル系): 高機能ポリエステル繊維の一種で、吸汗速乾性が抜群。汗をかいてもすぐに乾くため、蒸れが最小限に抑えられます。軽量で耐久性もあり、スポーツやアウトドアに適した素材です。 ③ナイロン+スパンデックス: 耐久性があり、靴下全体の形状保持や足にフィットさせるために重要な素材。適度な締め付けが疲労を抑え、ズレによる不快感も軽減します。 4、靴下を選ぶときの素材以外のポイント ...
足の蒸れと疲労感の関係とは?アウトドアに最適な繊維(靴下)の選び方
アウトドアを楽しむ人なら誰もが経験したことのある“足の蒸れ”。しかし、その蒸れが単なる不快感に留まらず、「疲労感」に直結していることをご存じでしょうか? 足元のコンディションが、身体全体のパフォ...

トレイルランと登山の違いとは?トレイルランニングに挑戦しよう!
近年注目を集めているトレイルランニングというスポーツですがまだまだ競技人口は少なく、推定20万人ほどと言われています。(サッカーで309万人、野球は101万人ほど) 2チャンネル創設者のひろゆき氏も「トレランをする人は頭がおかしい」ときっぱり言うほど過酷な競技です。ただ、刺激や達成感を求める人はどっぷりとつかっており、マラソン出身者や登山出身者のトレイルランナーが非常に多い印象です。 なので、今回は登山からトレイルランニングに幅を広げる方に向けて、トレランソックス・登山ソックスを開発しているOLENOが違いについて解説していこうと思います。 【目次】 トレイルランニングとは? トレイルランと登山・トレッキングの違い 初めてのトレランに必要な装備とは? トレラン初心者におすすめの練習方法 まとめ 1.トレイルランニングとは? トレイルランニング(略してトレラン)とは、山や森などの自然の中にある未舗装の道を走るスポーツです。 登山やハイキングと似た環境で行いますが、基本的に走ることを前提としている点が大きな特徴です。ロードランニングとは異なり足場の不安定な環境を走るため、バランス感覚や瞬発力が求められます。また必ず山を登ることになるため、体力消費や酷使する筋肉量も非常に多いです。 2.トレイルランと登山・トレッキングの違い 項目 トレイルランニング(トレラン) 登山・トレッキング スピード 速い(走る) ゆっくり(歩く) 装備 軽量・コンパクト 重装備・安全重視 目的 走る楽しさ・スピード感 景色や自然を楽しむ 体力消費 高い(有酸素運動) 比較的低め リスク...
トレイルランと登山の違いとは?トレイルランニングに挑戦しよう!
近年注目を集めているトレイルランニングというスポーツですがまだまだ競技人口は少なく、推定20万人ほどと言われています。(サッカーで309万人、野球は101万人ほど) 2チャンネル創設者のひろゆき...

裸足感覚?5本指ソックスでランニングをするメリット
こんにちは、90年以上靴下を研究し続けているOLENOです。 いきなりですが、ランニングを楽しむ皆さん、足元のギアにはこだわっていますか?シューズ選びには気を使う方が多いですが、実は靴下も走りのパフォーマンスに大きな影響を与えます。特に近年、ランニング界で注目を集めているのが 5本指ソックス。ロードランニングでもトレイルランニングでもそのメリットは計り知れないと我々は考えています。 我々は靴下を開発する人でもあり、なおかつ走る人でもあります。(トレイルランニングが中心ですが)いちユーザーとして、5本指ソックスの特長やなぜランニングにメリットがあるのか、そしてOLENOが開発した 高耐久・高グリップ・高吸水速乾 の5本指ランニングソックスの魅力について詳しくご紹介させていただきます。 【目次】 5本指ソックスのメリットって? .+αのメリットがある場合も 逆にデメリットはあるの?? こんなランナーにおすすめ 当社の5本指ランニングソックスを試してみませんか? まとめ 1.5本指ソックスのメリットって? まず始めに五本指ソックスのメリットについてみていきます。 ①指が自由に動くことで安定感が向上 一般的なランニングソックスでは丸指で足を覆う設計のため足の指が圧迫されがちですが、5本指ソックスはそれぞれの指が独立して動くため、地面をつかむ感覚がより自然になります。特に トレイルランニング では不整地を走るため、足の指が独立していたほうが凸と凹の細かい変化を足指が反応して捉えてくれ、足元の安定感に直結します。 また、ロードランニングにおいても、蹴り出しの際に力が分散せずに伝わりやすくなるためスムーズな推進力を生み出しやすくなります。(運動会のかけっこで裸足で走る子供が多いのと同じ原理) ②靴の中でのグリップ力向上 ランニング中に足が靴の中で滑ると無駄な力を使ってしまい、疲労の原因になります。特に、雨の日や長時間のランニングではこの影響が顕著です。 ※豆知識:なぜ雨の日はグリップ力が弱まるのか 雨で靴が濡れると、ソックスの表面が水分を吸収しやすくなります。これにより摩擦が減少し、足が靴の中で滑りやすくなります。 湿度が高い環境では、靴の内部の蒸発が遅くなり、汗や水分がこもりやすくなります。これにより皮膚がふやけ、グリップ力が低下します。 雨の日のランニングでは、路面が滑りやすくなるため、より足元の安定感が求められます。靴の中で足が滑ると、余計な力を使ってバランスを取らなければならず、結果として疲労が蓄積しやすくなります。 例えば、当社OLENOの5本指ランニングソックスには ナノフロント繊維 を部分的に採用し、靴の中でのグリップ力を最大限高める設計を採用しています。このナノフロントは乾いた環境化でも高いグリップ力を発揮するのですが、特に真価を発揮するのが水分を含んだ時。その結果、シューズとのフィット感が向上し雨の日でも無駄な動きを抑えながら安定したランニングフォームをキープできます。...
裸足感覚?5本指ソックスでランニングをするメリット
こんにちは、90年以上靴下を研究し続けているOLENOです。 いきなりですが、ランニングを楽しむ皆さん、足元のギアにはこだわっていますか?シューズ選びには気を使う方が多いですが、実は靴下も走りの...

【破れにくい靴下とは?】ランニングで靴下がすぐ破れる?原因と対策を靴下工場が解説
こんにちは。アウトドア・スポーツソックスブランドのOLENOです。 ランニングやトレイルランニングを楽しむ方の中には、「お気に入りの靴下がすぐ破れてしまう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?実は、靴下が破れるのにはいくつかの原因があり、それを理解し対策することで、より長く快適に履き続けることができます。 今回は、ランニング時に靴下が破れる原因とその対策、そして耐久性の高い靴下の選び方について詳しく解説します。最後に、当社が開発した耐久性に優れたランニング用靴下もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 【目次】 1、ランニングソックスの一般的な寿命 2、靴下が破れる主な原因 3、耐久性の高い靴下の選び方 4、OLENOが開発した「耐久性の高いランニングソックス」 5、まとめ 1.ランニングソックスの一般的な寿命 ランニングソックスの寿命は、使用頻度、走行距離、素材、メンテナンス方法によって全く異なりますが、一般的な目安としては以下のように言われています。 ・週1〜2回の使用(約30〜50km/月)→ 約6ヶ月〜1年 ・週3〜4回の使用(約80〜150km/月)→ 約3〜6ヶ月 ・フルマラソンやトレイルランニングなど過酷な使用→ 約2〜4ヶ月 なので、上記日数より早めに破れる方は、何かしらの原因があるはずです。 2.靴下が破れる主な原因 ランニングやトレイルランニングでは、日常生活以上に足が激しく動くため、靴下に大きな負担がかかります。特に以下のような原因で靴下が破れやすくなります。特にかかとやつま先は走行時に地面と接する頻度が高いため、負担がかかりやすい前提があります。 ①摩擦による劣化(つま先・かかと) ランニングでは、足がシューズの中で微妙に前後・左右に動くため、靴下の生地とシューズの内側が擦れます。特に長距離を走ると、この摩擦が蓄積し、つま先やかかと部分が破れやすくなります。 【対策】 ・耐摩耗性の高い靴下を選ぶ(ナイロン混紡や補強加工が施されたもの)・ランニングシューズのフィット感を見直す(大きすぎると靴の中で足が動きやすくなる)・シューズ内の異物(砂や小石)をしっかり取り除く ②靴との相性が悪い(つま先・かかと) 靴のサイズが合っていないままランニングを繰り返すと、かかと部分が動いて摩擦が増し、早く擦り切れてしまいます。また、ランニングシューズの内側に硬い縫い目や突起があると、摩擦が集中し、穴が開きやすくなります。 【対策】...
【破れにくい靴下とは?】ランニングで靴下がすぐ破れる?原因と対策を靴下工場が解説
こんにちは。アウトドア・スポーツソックスブランドのOLENOです。 ランニングやトレイルランニングを楽しむ方の中には、「お気に入りの靴下がすぐ破れてしまう」と悩んでいる方も多いのではないでしょ...

Hybrid Merino T 着用レビュー
ブログ記事を書く書く詐欺(笑)の、開発担当 のーまるです 現在販売中の、Hybrid Merino T RUNの時に着用したらどんな感じなの?と思われている方も多いのではないでしょうか。気温の低い時期のトレイルランニングとロードランニングで着用した際のレビューを書いてみようかと。 昨年末に出場した、伊豆トレイルジャーニー AA28KでHybrid Merino T(以下、メリT)を着用。 当日は天気は良かったものの強風の為、稜線での体感温度はマイナス予想だったので、ベースにメリT(ベースレイヤーも兼用)、その上に保温性と通気性を兼ね備えたジャケットを羽織りスタート。 走り始めると体温が上がって汗ばんでくるが、稜線に出ると予報通り風が強く、ウインドシェルに比べると通気性の良いジャケットを着用していたので、動き続けないと体の芯まで冷やすことになるのですが、ベースに熱伝導率の低いメリTを着用していたので冷えによるパフォーマンス低下は感じず 風は強いが景色は最高! 稜線パートが終わったタイミングでジャケットを脱ぎ、メリTとアームスリーブのスタイルで進んでいく。 日陰では少しヒンヤリするものの汗による冷えも感じず快適。元々、汗かきタイプではないのと風が吹いていたおかげで、ザックを背負っていても背中部分の、汗による不快感も感じることなく走り切ることができた。 レースだと、それなりにスピードを上げる場面が出てくるので、熱のこもらないレイヤリングがおすすめです! 2月中旬に、お世話になっているチームの琵琶湖岸を走る練習会に参加。晴れ予報だったはずが、滋賀県に入ると雪が降ってるし…集合場所に近ずくにつれ周りが白くなってる スタート地点の風景 フル、30Km、ハーフと自分の好きな距離を選択可能。迷う事なくハーフを選択! スタート前は、雪こそ止んだが風は冷たく時折強風も…ベースにメリT(ベースレイヤーも兼用)+寒さ対策でウインドシェルを羽織って走ることも考えたが、熱がこもりそうだったので今回も保温性と通気性を兼ね備えたロンTを羽織りスタート...
Hybrid Merino T 着用レビュー
ブログ記事を書く書く詐欺(笑)の、開発担当 のーまるです 現在販売中の、Hybrid Merino T RUNの時に着用したらどんな感じなの?と思われている方も多いのではないでしょうか。気温...

【ランニングの悩み】爪が黒くなるのを防ぐための簡単な努力
こんにちは。OLENOスタッフの裕貴(ひろき)です。 つい先日、約23キロのトレイルランニングレースに出た際のお話なんですが、レース後、温泉に行くと爪先が真っ黒になっているのに気がつきました。レースから約1か月ほどたった現在もいまだ爪先が黒くなっているため、どうしたものかと頭を悩ませていました。 とにかく夏までに治ることを祈りつつ、二度と黒爪にならないようにするために原因と対策について徹底的に調べ上げましたので、マラソンをされるランナーの方で同じトラブルで悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。 爪への衝撃が黒爪(ランナーズトゥ)の原因 黒爪のことを正式には爪下血腫(そうかけっしゅ)と言うようですが、原因は自分が想像していた通り、爪への繰り返しの圧力や摩擦による内出血とのこと。10キロぐらいのランニングでは黒爪にはならなかったので、長距離を走る場合に多くみられるそうです。(フルマラソンレベルだと爪が黒くなる方が多いとのこと) 原因についてさらに詳しく掘り下げてみると、 4つの大きな原因があるので、それぞれ対策と合わせて詳しくみていきます。 ①シューズのサイズ・フィット感のミスマッチ ②走り方・フォームの影響 ③爪の状態とケアの不足 ④靴下の影響 ①シューズのサイズ・フィット感のミスマッチ ・ランニングシューズのサイズやフィット感の問題 仮にサイズの小さいシューズを履いている場合、つま先が圧迫され爪が常にシューズに当たる状態になってしまいます。逆に、大きいサイズのシューズの場合、足が靴の中で前滑りし、走るたびにつま先が靴先にぶつかってしまいます。 ・靴紐の締め方が緩い これは分かりやすい原因ですね。足が靴の中で前に滑りやすくなり、つま先がシューズの先端にぶつかってしまいます。 →「ヒールロック」や「ランナー向けの靴紐の結び方」を活用し、シューズ内での前後の動きを減らすのがベストです。 ②走り方・フォームの影響 ・つま先着地の走り方 フォアフット走法(つま先着地)のランナーは、親指の付け根に体重がかかりやすいそうです。特にスピードを出すとつま先部分が圧迫され、爪が内出血しやすくなります。(確かに、僕の陸上時代400mの競技をしていたのですが、レース後など爪が黒くなることがよくありました。) →下り坂ではピッチを細かくし、できるだけ足を地面に水平に近い形で接地してみてください。 ③爪の状態とケアの不足 ・爪が長すぎる 爪が長いと、ランニング中に爪がシューズの内側に当たりやすくなり、靴に当たるたびに、爪床(爪の下の皮膚)が圧迫され、内出血が発生してしまいます。以外なことに、厚手の靴下を履いていると、爪が余計に圧迫されやすいそうです、...
【ランニングの悩み】爪が黒くなるのを防ぐための簡単な努力
こんにちは。OLENOスタッフの裕貴(ひろき)です。 つい先日、約23キロのトレイルランニングレースに出た際のお話なんですが、レース後、温泉に行くと爪先が真っ黒になっているのに気がつきました。レ...

【始めてのトレイルラン】トレラン歴5年の上司に勝つ新入社員の奮闘日記②
【前回のあらすじ】 仕事では通用しないと考えたプライド高き新入社員は、トレイルランで上司をボコボコにすることに。 上司は歴5年に対して、新入社員は全くの未経験。未経験をカバーするための”伸びしろ”だけを信じて、まずは走るための道具を揃えて、いよいよ初めてのトレイルランに。。。 前回の記事 【本編】 ソトアソさんで最低限の道具を揃えた僕は、テンションが上がってしまい、ソトアソさんの近くにある大会も開かれているトレイルコースを走ることにしました。 ここでも、ソトアソのスタッフの方が丁寧に場所などを教えてくれて、かれこれ1時間以上自分に時間を使ってくれました。別れ際にお礼だけを伝え、早速スタート地点まで車で移動しました。 ちなみに走る場所は、毎年かたのビックロックトレイルという大会が開かれている交野山を舞台にしたコース。その時は全く気にしていなかったのですが、累積標高が約1,380mほどあるらしく、なかなかにアップダウンが激しいとのこと。スタッフさん、言ってほしかったなぁ(笑) 11月頃で気温は比較的暖かかったので、装備・服装は最低限で。 Tシャツ:ELDORESO(ビッグシルエットに一目ぼれ。吸水・速乾性も非常にいいが薄い) スボン:Nike Dri-FIT(家に唯一あったランニンググッズ) カーフサポーター:OLENO カーフプロテクション(全く締め付けがないので、防寒・防汚・傷から守る目的だけで使える) 靴下:OLENO ULTIMATE SHR ラウンド(グリップ力がとにかく強いので、靴の中で足がずれにくい) シューズ:columbia Montrai(父から譲り受けたがサイズが大きかった、、) ヘアバンド:ブランド不明(オシャレさだけで購入したが、汗を防いだりと以外と優秀) バック:PAAGO WORKS RUSH11R(トレッキングにも使いたかったので少し大きめ) 初めてのトレイルランニングだったので、ペース配分やら走り方やら全てが謎だったので、ほぼ歩きぐらいのペースでゆっくり楽しむことにしました。 舗装された道路やグランドとは分けが違い、常に足元をチェックしておかないといけないのと、上りがとにかくしんどい。 陸上をしていた時は400m、400mHという陸上競技の中でも比較的きつい距離(人間が全力で走れる限界の距離)をしていたので、ある程度根性もあったはずなのですが、上りランニングはすぐに心が折れて、歩いてしまう次第。あれを走り続ける人がいるのか?? ただ、初めての景色や感覚でメンタルは比較的上向きだったので、色々写真を撮って楽しんでいました。 初めて走る"The トレイル"みたいな道にテンション爆上がり。...
【始めてのトレイルラン】トレラン歴5年の上司に勝つ新入社員の奮闘日記②
【前回のあらすじ】 仕事では通用しないと考えたプライド高き新入社員は、トレイルランで上司をボコボコにすることに。 上司は歴5年に対して、新入社員は全くの未経験。未経験をカバーするための”伸びしろ...