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【レースレポート】背水の陣で挑んだ信越五岳トレイルランニングレース2025 110K(前編)
いつぶりの、ブログ更新なんでしょうか…開発担当 のーまるです汗 昨年、悪天候のため特別完走となった信越五岳110K。石川弘樹さんの粋な計らいでいただいた優先エントリー権を胸に、今年もスタートラインに立たせていただきました。 昨年の記事はこちらから 信越五岳トレイルランニングレース2024 110K(前編) 信越五岳トレイルランニングレース2024 110K(後編) 「今年こそ、何としてもゴールゲートをくぐる!」 3度目の正直となる今回のチャレンジは、昨年もお世話になったペーサーに加え、サポートもお願いして背水の陣で挑みます! 最強のペーサー&最高のサポーター 設定したプランは以下の通り。 ・Aプラン: 20時間ペース ・Bプラン: 21時間ペース ・Cプラン: 時間内完走 さあ、完走できるのか!?不安と期待が入り混じる中、信越五岳110Kが始まりました。 スタート〜バンフ:想定外のスリッピーな難コース スタート5分前。雨脚は強まる一方…...
【レースレポート】背水の陣で挑んだ信越五岳トレイルランニングレース2025 110K(前編)
いつぶりの、ブログ更新なんでしょうか…開発担当 のーまるです汗 昨年、悪天候のため特別完走となった信越五岳110K。石川弘樹さんの粋な計らいでいただいた優先エントリー権を胸に、今年もスタート...

【2026/05開催】奈良でウルトラマラソンが開催決定!過去の開催地と比較してみた
【目次】 ・奈良でウルトラマラソンが開催決定 ・サロマ湖・四万十川・飛騨高山…国内の有名大会 ・奈良開催のウルトラは何が違うのか? ・ランナー視点からの期待と課題 ・奈良から広がる新しいランニングカルチャー ・奈良と靴下、そして私たちOLENOの想い ・まとめ 奈良でウルトラマラソンが開催決定 2026年5月、奈良県南部を舞台にした100kmウルトラマラソンの開催が決定しました。奈良県出身者としては非常に嬉しく思います。 スタートは橿原市から、吉野金峯山寺や古代遺跡を巡り、世界遺産候補地を背景に駆け抜けるという壮大なコース。参加枠は3,000名に限定され、国内外から多くのランナーが集結することが期待されています。 「歴史と文化を走る100km」というコンセプトは、これまでの国内ウルトラマラソンにはなかった新しい切り口です。 ここでは、奈良での大会の特徴を整理しながら、過去に全国各地で開催されてきた有名ウルトラマラソンと比較し、その魅力と可能性を探ってみたいと思います。 サロマ湖・四万十川・飛騨高山…国内の有名大会 サロマ湖100kmウルトラマラソン(北海道) 1986年にスタートした、日本を代表する100kmレース。国内外から2,000名以上のランナーが集う歴史ある大会です。 最大の特徴は、サロマ湖畔をひたすら走るフラットなコース。気温が低い年は走りやすい反面、風が強かったり、真夏日に近い暑さになることもあり、気象条件に大きく左右されるのが難しさでもあります。 世界記録が誕生した大会としても知られ、エリートランナーから市民ランナーまで幅広い層に愛されています。 四万十川ウルトラマラソン(高知) 高知県の清流・四万十川を舞台にした大会。美しい自然と地元住民の温かい応援が大きな魅力です。 走力勝負というよりは、「いかに自然と一体となって楽しめるか」が問われるレース。補給所では地元特産の食べ物が並び、「食を楽しむウルトラマラソン」としても人気です 参加者は抽選制で、毎年数倍の応募倍率を誇ります。 飛騨高山ウルトラマラソン(岐阜) 古い町並みと山岳地帯を駆け抜ける100km。累積標高は2,500m以上と、国内屈指のアップダウンを誇る「山岳型ウルトラ」です。 町並みを走り抜ける景観美と、激しい高低差に挑むタフさが共存。まさに“己との戦い”という色が強い大会です。 ...
【2026/05開催】奈良でウルトラマラソンが開催決定!過去の開催地と比較してみた
【目次】 ・奈良でウルトラマラソンが開催決定 ・サロマ湖・四万十川・飛騨高山…国内の有名大会 ・奈良開催のウルトラは何が違うのか? ・ランナー視点からの期待と課題 ・奈良から広がる新しいランニン...

登山靴は進化したのに、登山靴下は取り残されていないか?
【目次】 1.登山愛好家との対話から見えた“違和感” 2.登山靴の進化:重い革靴から、軽量・高性能ブーツへ 3.厚手メリノウール靴下のデメリット(靴が進化したからこそ生まれる問題) 4.厚手メリノウール靴下に頼りすぎると起きやすい症状 5.靴と同じように、靴下も“シーン別”で選ぶ時代 6.「お店の常識=正解」ではない 7.まとめ:靴下も進化させるべき装備 登山愛好家との対話から見えた“違和感” 「登山靴はどんどん進化しているのに、靴下は昔からあまり変わっていない気がするんです。」 これは、年間60回以上山に登る愛好家の方と話していて出てきた言葉です。 彼は長年さまざまな靴と靴下を試してきましたが、強く感じているのは 「靴と靴下の進化スピードの差」 です。 確かに登山靴は、ここ数十年で大きく進化しました。 昔は重く硬い革靴が主流で、靴底に釘を打っただけのシンプルな構造。長時間歩けば足は痛み、濡れたら乾かず、冷えから守るのも厚手の靴下に頼るしかありませんでした。 しかし現代の登山靴は違います。 ゴアテックスなどの防水透湿素材を用い、EVAやPUフォームのミッドソールでクッション性を高め、軽量化とフィット感を両立。 さらに厳冬期の断熱性を備えたブーツや、夏山や縦走に適した薄くて軽い靴まで、シーンごとに選べる豊富なバリエーションが存在します。 では、靴下はどうでしょうか。 「メリノウール」「厚手」だけで本当にいいのか? 登山靴下といえば、売り場でよく目にするのが 「メリノウール」「厚手」 というキーワードです。 メリノウールは調湿性・保温性・防臭性に優れ、登山に最適な素材であることは間違いありません。 厚手の靴下も、長時間の登山で足裏を守るクッションとして重要な役割を果たします。 ...
登山靴は進化したのに、登山靴下は取り残されていないか?
【目次】 1.登山愛好家との対話から見えた“違和感” 2.登山靴の進化:重い革靴から、軽量・高性能ブーツへ 3.厚手メリノウール靴下のデメリット(靴が進化したからこそ生まれる問題) 4.厚手メリ...

足トラブルとアーチサポートソックス ― ランナーが長く走り続けるために
こんにちは。 1. はじめに ― ランナーの足は過酷な環境にさらされている ランニングを続けていると、多くの人が「足の裏が痛む」「後半になると踏ん張りが効かない」「走った後に土踏まずがジンジンする」といった違和感を経験します。特に長距離やトレイルでは、足裏への負担が積み重なり、走る楽しさを奪ってしまうことさえあります。 これらは病気ではなく、ランニングという繰り返し動作の中で足の機能が追い込まれた結果にすぎません。 とはいえ、その小さな違和感を軽視すると、怪我やモチベーション低下につながりかねません。だからこそ、日常的にできる対策が重要になります。 2. 足裏のアーチ ― ランナーを支えるサスペンション 足裏には「アーチ」と呼ばれる構造があります。 母趾球・小趾球・かかとの三点(フットトライポッド)で支え、着地でアーチが沈み込み衝撃を吸収。中間局面では足底腱膜がバネのように張力を蓄え、母趾が反り上がる(ウィンドラス機構)ことでその力を蹴り出しへと再利用します。 この一連の働きはまるでサスペンション。スムーズに走るための「受け止める → 貯める → 返す」という連鎖が、ランナーの一歩一歩を支えています。 3. アーチが崩れると何が起きるのか ところが、長距離や不整地で走ると、アーチの働きが乱れることがあります。 ・アーチが沈み込みすぎる → 足裏の一点に負担が集中して痛みが出やすい ・接地が安定せず、膝や股関節まで余計なブレが波及する ・足の反発をうまく活かせず、後半にフォームが崩れる 「足裏が痛い」「疲れがたまる」「踏ん張りが効かない」という感覚の背景には、こうしたアーチの乱れが関係している場合があります。...
足トラブルとアーチサポートソックス ― ランナーが長く走り続けるために
こんにちは。 1. はじめに ― ランナーの足は過酷な環境にさらされている ランニングを続けていると、多くの人が「足の裏が痛む」「後半になると踏ん張りが効かない」「走った後に土踏まずがジンジン...

アーチサポートソックスで走りが変わる!パフォーマンスを支える足元の新常識
【目次】 1.ランナーやトレーニーに多い足の悩み 2.アーチの安定がパフォーマンスを左右する理由 3.アーチサポートソックスの効果 4.開発者が悩んだ「サポート量」のさじ加減 5.インソールではなくソックスで支えるメリット 6.まとめ 1. ランナーやトレーニーに多い足の悩み 長距離ランニングやハードなトレーニングを続けると、どうしても足裏やふくらはぎに疲労が溜まってきます。 ・30kmを超えると足裏が痛む ・ふくらはぎがパンパンに張る ・マメや水ぶくれができやすい ・フォームが崩れて膝や腰に違和感が出る これらの症状の背景には、足裏のアーチの崩れが潜んでいます。 アーチが機能していれば着地衝撃を吸収し、エネルギーを効率的に次の一歩へとつなげられます。 ですが、アーチが落ちると衝撃がダイレクトに骨や筋肉へ伝わり、疲労や怪我につながってしまうのです。 2. アーチの安定がパフォーマンスを左右する理由 アーチは“受け止める・貯める・返す”を担う足のサスペンションです。 専門的なお話ですが、 着地直後、足は母趾球・小趾球・かかとの三点(フットトライポッド)で地面を捉え、アーチがわずかに沈んで衝撃を吸収します。 中間局面では足底腱膜や周囲筋がバネのように張力を蓄え、蹴り出しで母趾が反り上がる(ウィンドラス機構)と、その張力が再利用され推進効率を高めます。これが「受け止める→貯める→返す」の連鎖です。 アーチが落ちていると、この連鎖が崩れます。沈み込みが深くなり、接地のたびに脛骨の過内旋や膝の内側への崩れが起きやすく、股関節までブレが波及。 結果として ・接地時間がわずかに伸び、ピッチが乱れやすい...
アーチサポートソックスで走りが変わる!パフォーマンスを支える足元の新常識
【目次】 1.ランナーやトレーニーに多い足の悩み 2.アーチの安定がパフォーマンスを左右する理由 3.アーチサポートソックスの効果 4.開発者が悩んだ「サポート量」のさじ加減 5.インソールでは...

毎日の疲れを軽減!アーチサポートソックスが“立ち仕事の味方”になる理由
【目次】 1. 立ち仕事・歩き仕事で足が悲鳴を上げる理由 2. アーチサポートソックスとは? 3. 日常生活で感じるメリット 4. インソールとの違い 5. OLENOのアーチサポートソックス ― Comod(y)シリーズ 6. こんな人にこそ選んでほしい 7.まとめ 1. 立ち仕事・歩き仕事で足が悲鳴を上げる理由 一日中立ちっぱなし、あるいは接客や営業で歩きっぱなし…。 「夕方になると足がパンパンにむくむ」「かかとがジンジン痛む」そんな経験をしたことはございませんか? このような疲労の大きな原因の一つが、足裏のアーチ(土踏まず)の崩れです。 人間の足裏には3つのアーチ(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)が存在し、衝撃吸収や体重分散といった大切な役割を担っています。 しかし、長時間の立ちや歩行でアーチが支えを失うと、足裏に過剰な負担がかかり、疲労や痛みが蓄積していくのです。 現代人は運動不足や柔らかすぎる靴の影響でアーチが弱くなりがち。 その結果、偏平足や足底筋膜炎、さらには姿勢の崩れや腰痛につながるケースも少なくありません。 ※偏平足:足のアーチ構造が崩れて土踏まずが平らになった状態。 ※足底腱膜炎:足裏のアーチを支える「足底腱膜」が炎症し、かかと周辺に痛みが生じる疾患。...
毎日の疲れを軽減!アーチサポートソックスが“立ち仕事の味方”になる理由
【目次】 1. 立ち仕事・歩き仕事で足が悲鳴を上げる理由 2. アーチサポートソックスとは? 3. 日常生活で感じるメリット 4. インソールとの違い 5. OLENOのアーチサポートソックス ...

【ウールが1番?】「冷えは足元から」の本当の意味と、冬用靴下の選び方
【目次】 1.「冷えは万病のもと」は本当か? 2.足元から体温をコントロールするメカニズム 3.冬用靴下の選び方完全ガイド 4.“重ね履き”は効果的?それとも迷信? 5.まとめ 1. 「冷えは万病のもと」は本当か? 冬になるとよく耳にする「冷えは万病のもと」という言葉。これは単なる迷信ではなく、現代医学や東洋医学においても、冷えが体調不良の引き金となることは明確にされています。 とくに注目したいのが“足元の冷え”です。足は心臓からもっとも遠く、血流が滞りやすい部位。さらに、皮下脂肪が少ないため体温を維持しにくく、冷えやすい構造になっています。 足元が冷えると、身体は体温を逃がさないように毛細血管を収縮させ、さらに血流が悪化。これにより、次のような症状が引き起こされやすくなります: ●免疫力の低下(風邪をひきやすくなる) ●内臓機能の低下(胃腸が冷えて便秘や食欲不振) ●自律神経の乱れ(不眠や頭痛) ●精神的な不安定(冷えによるイライラ) 「ただ足が冷えるだけ」と思いがちですが、実は体全体のバランスを崩す原因になりうるのです。 2. 足元から体温をコントロールするメカニズム 体温の約30%が足裏から失われているというデータもあるほど、足元は“熱の出入り口”です。とくに足裏には多くの動静脈吻合(AVA)という血管構造が存在し、ここが開閉することで体温の調整が行われています。 寒いと感じると、このAVAが閉じ、体内の熱を逃がさないようになります。ですが、末端冷え性の方や自律神経が乱れている方は、この調整がうまくいかず「足が冷え切って戻らない」状態になります。 こうした場合、物理的に足を保温し冷気から守ることでAVAの過度な閉鎖を防ぎ、全身の体温コントロールがしやすくなるのです。 つまり、適切な靴下を履くことは、単に足を温めるだけではなく、身体の“サーモスタット”を正常に働かせるための重要な手段でもあるのです。 3. 冬用靴下の選び方完全ガイド 冬の靴下選びで重要なのは、保温性・吸湿性・フィット感・通気性のバランスです。以下に代表的な素材の特徴を紹介します: ■ メリノウール ...
【ウールが1番?】「冷えは足元から」の本当の意味と、冬用靴下の選び方
【目次】 1.「冷えは万病のもと」は本当か? 2.足元から体温をコントロールするメカニズム 3.冬用靴下の選び方完全ガイド 4.“重ね履き”は効果的?それとも迷信? 5.まとめ 1. 「冷え...

【夏・冬】アームスリーブで変わる登山体験:機能性・快適性のベストバランス
登山は、季節を問わず自然の魅力を五感で感じられる貴重なアクティビティ。特に夏山では爽やかな緑の中を歩く気持ちよさが格別ですが、その一方で、強い紫外線や発汗への対策が必要です。逆に冬山では、冷気や雪による肌の冷えを防ぐ装備が欠かせません。 そうした気候条件に対応するのが「アームスリーブ」。一見地味な存在ですが、実は登山装備の中でも非常に実用性の高いアイテムです。本記事では、登山用アームスリーブに求められる条件と、最適解として紹介したいアームスリーブについてお話させていただきます。 【目次】 1.登山でのアームスリーブに求めること 2.スポーツ向けかファッション向けか?選ぶ際のポイント 3.最適解は「お手頃価格 × 信頼性 × ファッション性」 4.OLENOのアームスリーブが登山に適している理由 5.登山ユースユーザーからの口コミ 6.まとめ:アームスリーブは登山装備の一部として再注目を 1.登山でのアームスリーブに求めること アームスリーブは季節や気候、登山スタイルによって多様な役割を果たします。 ①紫外線・日焼け対策(特に夏山) 標高が高くなるにつれて紫外線量は増加します。夏山では日差しが特に強く、長時間の登山では日焼けが深刻なダメージに。日焼け止めでは汗で流れてしまうこともあるため、物理的に肌を守れるアームスリーブは非常に有効です。 なお、私見ではありますが、長袖シャツよりもアームスリーブを推奨する理由として、長袖は暑さを感じやすく、特に登山中の気温変化や運動強度に応じた温度調整が難しいと感じるからです。半袖+アームスリーブの組み合わせであれば、必要に応じて着脱できる柔軟性があり、登山中の快適さを保ちやすいと考えています。 ②寒暖差への対応(特に冬山) 朝晩の冷え込みが厳しい冬山や、風が強い稜線では、肌の露出が大きな冷えの原因になります。アームスリーブがあれば、冷却されすぎるのを防ぎつつ、保温効果も確保できるため、防寒対策の一環としても非常に有効です。 ③汗・蒸れ対策と冷却効果 登山中は大量の汗をかくため、吸汗速乾性は欠かせません。最近のアームスリーブには、汗をすばやく吸収し、外気に触れることで気化熱を利用して体表の温度を下げる設計が施されたものもあります。この気化熱による冷却効果が、夏山においては特に「涼しい着用感」につながります。 ④摩擦や虫刺され防止 藪や岩場などでの擦り傷防止、また虫刺されからの保護としてもアームスリーブは活躍します。半袖+アームスリーブというスタイルなら、気温に応じて着脱できるため、一日を通じて快適に過ごせます。 2.スポーツ向けかファッション向けか?選ぶ際のポイント...
【夏・冬】アームスリーブで変わる登山体験:機能性・快適性のベストバランス
登山は、季節を問わず自然の魅力を五感で感じられる貴重なアクティビティ。特に夏山では爽やかな緑の中を歩く気持ちよさが格別ですが、その一方で、強い紫外線や発汗への対策が必要です。逆に冬山では、冷気や...

【足の臭い対策】もう悩まない!“靴下選び”でニオイを抑える方法
「足、クサくない?」――それ、靴下で変わります 仕事終わりに靴を脱ぐ瞬間。 ランニング後にシューズを脱いだとき。 ふと自分の足の臭いが気になった経験はございませんか? 実は足のニオイは、靴下の選び方で大きく変わります。消臭スプレーや足用ソープも効果的ですが、毎日身につける靴下こそが“本丸”。 この記事では、足の臭いの原因から、素材別の対策ソックス、洗濯のコツまで、まるっと解説します。 【目次】 1. 足の臭いの正体は「汗」じゃない? 2. 足の臭いを抑える靴下の3条件|“素材より大切”な基本設計 3. 素材別|臭い対策に効果的な靴下とは? 4. 洗い方でも差が出る?実は“臭い戻り”の原因に 5. 足の臭い対策、靴下だけで9割変わる 6. OLENOのおすすめ防臭・吸汗ソックスをご紹介 1. 足の臭いの正体は「汗」じゃない? まず理解しておきたいのは、汗自体に臭いはないということ。問題なのは、汗を吸わずに靴内に残ったままの状態です。 足のニオイの主な原因は以下の3つ。 ・足裏に集中する汗腺から出る大量の汗 ・湿った環境で繁殖した雑菌 ・雑菌が皮脂や角質を分解して発生する「イソ吉草酸」というニオイ成分 つまり、“蒸れて濡れたまま”の状態が続くほど、ニオイは強くなります。 ...
【足の臭い対策】もう悩まない!“靴下選び”でニオイを抑える方法
「足、クサくない?」――それ、靴下で変わります 仕事終わりに靴を脱ぐ瞬間。 ランニング後にシューズを脱いだとき。 ふと自分の足の臭いが気になった経験はございませんか? 実は足のニオイは、靴下の...

ランニングソックスがすぐダメになる原因は“洗濯”だった?NG行動と長持ちのコツを解説
原因は“洗い方”にあるかもしれません お気に入りのランニングソックス。まだ数回しか履いていないのに「なんだか伸びてきた」「サポート感が弱くなった」「型崩れしてきた…。」 その違和感、実は「洗い方」や「干し方」など日常の扱い方が原因かもしれません。 近年のランニングソックスは、タフな素材・高機能設計で長持ちするよう作られています。ですが、意外と差が出るのが「洗濯」の部分。扱い方ひとつで寿命も機能性も大きく変わるのです。 この記事では、やりがちなNG行動とその理由、そして長持ちさせる洗濯の基本ルールを詳しく解説します。 【目次】 1. ランニングソックスの寿命を縮める“洗濯NG行動” 2. 高機能でも“洗い方次第”で差が出る 3. 正しい洗濯で寿命を延ばす!5つのルール まとめ 1. ランニングソックスの寿命を縮める“洗濯NG行動” ■ NG①:洗濯ネットに入れずそのまま洗う 他の衣類と擦れ合い、摩耗や型崩れ、糸のヨレが発生。特に高機能ソックスは繊細な構造のため、ネットなしはリスク大。 ■ NG②:柔軟剤を使う 柔軟剤の陽イオン界面活性剤が繊維をコーティングし、 ・吸水性の低下 ・速乾性の阻害 ・防臭加工への干渉 など、本来の機能性を著しく損なう可能性があります。 特に、メリノウールや吸汗速乾素材との相性は最悪。「ムレやすくなった」と感じたら、柔軟剤を疑ってみてください。 ■ NG③:乾燥機や直射日光での乾燥...
ランニングソックスがすぐダメになる原因は“洗濯”だった?NG行動と長持ちのコツを解説
原因は“洗い方”にあるかもしれません お気に入りのランニングソックス。まだ数回しか履いていないのに「なんだか伸びてきた」「サポート感が弱くなった」「型崩れしてきた…。」 その違和感、実は「洗い方...

夏ランの汗・雨ランの濡れ!濡れても快適なランニングソックスの選び方
夏のランニング、足元が不快じゃないですか? 「走っていると足が蒸れる」「汗や雨で靴の中がびしょびしょ」「濡れると靴擦れする」――そんな悩み、夏ランナーあるあるです。特に梅雨〜真夏の季節は、気温・湿度ともに高く、足元の環境は過酷そのもの。 たまに経験する“雨ラン”対策においても大きな差が出ます。 そこで本記事では、「濡れても快適」に注目し、初心者でも実践できる視点で、夏や雨の日のランニングでも頼れるソックスの選び方を、素材・構造・形状の3つの視点から解説します。 【目次】 1. 濡れても快適なソックスとは?カギは「素材」 2. ソックスの構造も、快適さの鍵 3. 濡れても快適な形状はどれ? 4. 実体験レビュー:雨の日ランで分かった違い 5. まとめ 1. 濡れても快適なソックスとは?カギは「素材」 夏や雨の日のランニングでは、ソックスが汗や水に濡れるのは正直避けることができません。 防水ソックスというのも実はございますが、ランニングに耐えうる耐久性は持ち合わせていないものが多く、高い値段(5,000円以上)で買ってすぐにダメになった(浸水するようになり、ただの分厚い靴下になった)という声は多いそうです。 だからこそ重要なのは、「濡れても不快にならない素材」を選ぶこと。特に真夏は不快感が倍増します。 ここでは夏に向いている代表的な3つの素材を、順に紹介します。 ■ 速乾&軽量重視なら:高機能化繊(ポリエステル・ナイロンなど) まず、最速で乾かしたい人に最適なのが高機能化繊。 代表されるポリエステルやナイロンなどの合成繊維は、汗をかいてもすぐに乾き、ベタつきを最小限に抑えてくれます。軽さを重視されたい方はこれが特におすすめ。 ●ポリエステル:吸汗・速乾性が高く、ムレにくい ●ナイロン:摩耗に強く、耐久性も高い →雨や汗によるダメージが心配な方にはおすすめの素材濡れてもいい靴下として理想的な特性...
夏ランの汗・雨ランの濡れ!濡れても快適なランニングソックスの選び方
夏のランニング、足元が不快じゃないですか? 「走っていると足が蒸れる」「汗や雨で靴の中がびしょびしょ」「濡れると靴擦れする」――そんな悩み、夏ランナーあるあるです。特に梅雨〜真夏の季節は、気温...

【ランニング靴下革命】夏のムレ対策に“天然メリノウール”という選択
一年中、足元をもっと快適に。 「夏のランニングは蒸れる」「冬は足先が冷えて集中できない」「汗をかくとニオイが…」ランニング中の“足の不快感”に悩む人は、実はとても多いもの。そんな課題を解決してくれるのが、天然素材・メリノウールです。 ウール=冬素材という印象を持っている方にこそ試してほしい、“夏も冬も快適”な機能性。そして、その性能を存分に活かしたランニング靴下が、OLENOのComod(y) pecora。 本記事ではその魅力を、素材の特徴や実際の使用者の声とともに徹底解説させていただきます。 【目次】 1. メリノウールとは?夏にもおすすめな理由とは 2. Comod(y) pecora:ランナーの声から生まれた1足 3. 通気性・吸湿性・防臭性が生む“365日快適な足元” 4. 耐久性と心地よさを両立する設計とは 5. 実際の使用者レビューから見えるリアルな魅力 1. メリノウールとは?夏にもおすすめな理由とは 「ウールって暑そう」「チクチクしそう」そんなイメージを持たれる方もいるかもしれません。しかし、メリノウールは通常のウールよりはるかに細く柔らかい繊維で構成されており、肌触りは非常になめらか。アスリートや登山家に長年愛されてきた理由も、その通気性と調湿性にあります。 ▼夏におすすめな理由 高い吸放湿性 ウールは吸湿性と放湿性が高い素材。湿気を繊維が素早く吸収し空気中へ放出することで、衣服内の湿度を適切に調整します。梅雨や夏の湿度が高い時期に汗をかいてもムレにくく肌が常にサラサラな感触を実感できます。 天然のエアコン 繊維の内部に空気を含む構造があり、これが天然の断熱材として機能。冬は体温を閉じ込めて暖かく、夏は余分な熱を逃がして涼しく保つまさに”天然のエアコン”とも言われる素材です。 ▼冬にもおすすめな理由 特殊な形が可能にした保温力 ウールの繊維は一本一本が縮れた形状をしており、その縮れあった繊維の中に空気が入りこむことで空気の層を作ります。その空気の層が断熱材となり足先を暖かくキープしてくれます。...
【ランニング靴下革命】夏のムレ対策に“天然メリノウール”という選択
一年中、足元をもっと快適に。 「夏のランニングは蒸れる」「冬は足先が冷えて集中できない」「汗をかくとニオイが…」ランニング中の“足の不快感”に悩む人は、実はとても多いもの。そんな課題を解決してく...

登山 靴下は“5本指”が正解?夏でも快適なメリノウール靴下の選び方
「登山用の靴下、どれを選べばいいの?」 登山を始めたばかりの方も、経験を重ねている方も、一度はこの疑問にぶつかるのではないでしょうか。特に、夏山登山や冬山登山での靴下選びの悩まれる方多いと聞きます。 実は、登山における靴下の選び方次第で、マメ・足の疲れ・ムレ・ニオイなど、あらゆるトラブルを防ぐことができるとされています。 この記事では、特に夏の登山におすすめの「5本指靴下」と「メリノウール素材」にフォーカスして、選び方とおすすめポイントを詳しく解説します。 【目次】 1、登山には「5本指靴下」が断然おすすめな理由 2、「夏でもウール?」と思ったあなたへ。 3、登山 靴下を選ぶときのチェックポイント 4、実際のおすすめ商品 5、まとめ 登山には「5本指靴下」が断然おすすめな理由 1.指の間のムレを防ぎ、マメを予防 登山では長時間歩き続けるため、足に汗をかきやすくなります。 特に夏場はムレやすく、指の間にマメができやすい環境に。登山 靴下 5本指(五本指)タイプは、1本1本の指を独立させることで、指同士の摩擦を防ぎ、汗を分散。結果的にマメ予防・通気性向上につながります。 汗ばむ夏登山 靴下の悩みには、このような5本指構造の恩恵が非常に大きいです。 2. 地面を“つかむ”感覚が増し、安定性アップ ガレ場や岩場では、足先の感覚が頼り。5本指タイプは指が自由に動かせるため、地面をしっかりとつかむような感覚を得られます。 滑りやすい斜面や不整地での踏ん張りも効きやすく、安全性とパフォーマンスの両面で優れています。 3. 1日中履いても疲れにくい 実際に使っている登山者からは、「5本指に変えてから足の疲れが激減した」「靴の中でのブレが少なくなった」といった声も。 足の構造に沿った形状が、歩行時の負担を分散してくれるのです。近年では登山用5本指ソックスとして、初心者からベテランまで幅広く支持されている構造です。...
登山 靴下は“5本指”が正解?夏でも快適なメリノウール靴下の選び方
「登山用の靴下、どれを選べばいいの?」 登山を始めたばかりの方も、経験を重ねている方も、一度はこの疑問にぶつかるのではないでしょうか。特に、夏山登山や冬山登山での靴下選びの悩まれる方多いと聞きま...

【トレラン初心者の悩み】登りがきつすぎるので改善策を考えてみた
お久しぶりです。OLENOの新人スタッフの裕貴(ひろき)です。 大学生ぶりに走るようになってはや半年。 最初のころはロード1kmを6分ペースで走ることすらできませんでしたが、今ではロード10kmを5分ペースで走れるまではもってこれました。 ただ、ロードランニングに関しては、正直目標を決めずに緩くやっているので、どこかで成長は止まりそうだなと感じています。マラソンも魅力に感じません。 今の目標は、とにかく トレイルランニングでトレラン歴5年の上司を倒すこと。 上司はどちらかというとロングレースの方が適正があるようですが、 僕自身が50km以上のレースだと、 上司に勝つ<走りたくない という気持ちになってしまうので、 30km以内の距離で1年以内に勝つことを目標にコツコツと山にも走りに行っています。 ですが。。。 とにかく登りがきつすぎる。 初めて山に登った時に感じた登りのつらさ(数歩登っては立ち止まり、また歩いては立ち止まり、途中で崖から飛び降りたくなる) が全く克服されず、今でも途中でやめたい途中でやめたいとぶつぶつ言いながら登ってる次第。 ロードランニングでスピードも速くなり、距離も詰めるようになったのにも関わず変わらないとなれば、練習方法が間違っているのかと最近悩んでいる状態です。 ネットで調べるとトレイルの練習を積むのが手っ取り早いと書いている記事ばかりなんですが、そもそもトレイルに行く時間が全く取れません。 仕事終わりは暗すぎて走る気にならないし、土日は基本的に遊びに出かけている。。 とにかく仮説を立てて、できる範囲で解決していく 改善するには問題を見つけてつぶしていくしかないので、自分なりに何が問題化仮説建てをしてみました。 仮説①:ペースやテンポが悪いため負担が増えている。 仮説②:すぐに疲れるような走り方になっている。 仮説③:上りに必要な筋肉が足りていない。 思いつくのはこのあたり。そして、 一番思い当たるのは仮説③です。 というのも陸上をしていた時に、もともと腰に爆弾を抱えていたこともあり大殿筋(おしりの筋肉)や大腿四頭筋(ふともも)のウェイトトレーニングをサボっていました。 当時は、上記の場所を鍛える方法が重りを持ってのスクワットだったんですが、姿勢が悪いせいか腰にとてつもない負担がかかり、病院通いを余儀なくされたのがサボっていた理由。 あと、自分の走りのスタイル的に、体幹・胸筋・肩甲骨周り・腸腰筋を鍛えて、全てを連動させることが相性がよかったのでそこばかりを鍛えていました。...
【トレラン初心者の悩み】登りがきつすぎるので改善策を考えてみた
お久しぶりです。OLENOの新人スタッフの裕貴(ひろき)です。 大学生ぶりに走るようになってはや半年。 最初のころはロード1kmを6分ペースで走ることすらできませんでしたが、今ではロード10km...

マメ・靴擦れ・疲労感…すべて“サイズミス”かも?靴下見直しチェック
こんにちは。靴下ソムリエのOLENOです。ランナーの皆さん、「靴下のサイズ=靴のサイズ」だと思っていませんか? 実はこれ、半分正解で半分間違い。多くの人が“なんとなく”で選んでいる靴下サイズですが、足にフィットしない靴下は走りのパフォーマンスを落とすだけでなく、足のトラブルを招く原因にもなりかねません。 今回は、ランナーの足を守る「靴下サイズの選び方と注意点」についてお話しさせていただければと思います。 【目次】 1.靴のサイズ=靴下のサイズ、ではない! 2.サイズが合っていないと起こる問題 3.自分に合った靴下サイズを見つけるには? 4.海外製と日本製、サイズ感の違いに注意 5.ランナーこそ“サイズ感”にこだわるべき理由 6.まとめ 1.靴のサイズ=靴下のサイズ、ではない! 靴のサイズと同じ数字の靴下を選んでいるから安心…そう思いがちですが、実はこれが落とし穴です。 靴のサイズはあくまで「靴の中の長さ」に対する指標。一方、靴下は「足そのものの寸法」に加えて、「編み方」や「素材の伸縮性」まで影響します。 たとえば、25〜27cmの靴下と表記されていても、メーカーや製品ごとに履き心地は異なります。「ぴったり履けてる」と思っていても、実は足に負担がかかっていることもあるのです。 2.サイズが合っていないと起こる問題 サイズが小さい靴下を履くと、圧迫感で血流が悪くなり、足の冷えや疲労の蓄積に繋がります。逆にサイズが大きすぎると、足の中で靴下がずれてしまい、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。 ❶靴の中で靴下がたわんでマメ・靴ずれができる ❷アーチサポートがずれて、パフォーマンス低下につながる ❸つま先やかかとが余って、シューズのフィット感が損なわれる ❹生地が余ってすれることで耐久性が落ちる とくに長距離を走るランナーにとって、靴下のフィット感は走行中の快適さや集中力を左右する非常に重要な要素になってきます。 3.自分に合った靴下サイズを見つけるには? では、自分にぴったりの靴下サイズはどうやって探せば良いのでしょうか? 以下のステップを参考にしてみてください。 ① 実際の足長を測る 裸足で壁にかかとをつけて立ち、つま先までの長さを測ります。左右で長さが異なる人もいるので、長い方を基準にしましょう。...
マメ・靴擦れ・疲労感…すべて“サイズミス”かも?靴下見直しチェック
こんにちは。靴下ソムリエのOLENOです。ランナーの皆さん、「靴下のサイズ=靴のサイズ」だと思っていませんか? 実はこれ、半分正解で半分間違い。多くの人が“なんとなく”で選んでいる靴下サイズです...

外反母趾・タコ・むくみ…足トラブルと靴下の深すぎる関係
こんにちは。靴下ソムリエのOLENOです。 「外反母趾で親指の付け根が痛くなる」「長時間歩くと足にタコができる」「足がすぐにむくむ」など、歳を取るにつれ増えてくる足のトラブル。 果たしてその原因は年齢なのでしょうか?今回は足のトラブルの原因について違った観点からお話させていだきます。 【目次】 1.足のトラブルは“日常の積み重ね”から生まれる 2.見逃されがちな「靴下の役割」 3.トラブル別:適切な靴下の選び方 4.医療・介護・専門現場からの声 5.まとめ 1、足のトラブルは“日常の積み重ね”から生まれる 「足の痛みは歳のせい」──とは限りません。 外反母趾、タコ、むくみなど、私たちが日々感じる“足のトラブル”の多くは、加齢だけが原因ではなく、立ち仕事、歩き方、靴の形状、体重のかかり方、さらには「靴下の選び方」にまで、さまざまな要因が絡み合っているのです。 例えば、 ・外反母趾は先細りの靴を履き続けることや足裏の筋力低下によって親指の骨が外側にずれてしまう状態。 ・タコは足裏の一部に過剰な圧力がかかることで皮膚が硬くなる現象。 ・むくみは血行やリンパの流れが滞ることで余分な水分が下半身に溜まる症状。 これらはすべて「日々の積み重ね」の結果であり、放っておくと痛みや変形だけでなく、歩行困難や生活の質の低下にもつながりかねません。 ではその「積み重ね」をどうリセットするか?そのひとつの鍵が、“靴下”だと我々は考えています。 2. 見逃されがちな「靴下の役割」 靴下は単なる「防寒」や「汗取り」の道具ではありません。正しい靴下は、足を守り、整え、支える“ギア”です。 足指の自由度 5本指ソックスやワイドトゥ設計の靴下は、足指が正しく広がり、地面をしっかりつかむ動きをサポートします。これは外反母趾や浮き指の予防・改善に有効です。 局所的な圧のコントロール 部分的にクッション性を持たせたり、圧力を分散する設計を取り入れることで、タコやウオノメの原因となる“局所的な負荷”を軽減できます。 着圧設計と血行促進 ふくらはぎや足首に段階的な着圧をかけることで、重力に逆らって血液やリンパを上へ押し戻すサポートができます。これがむくみ対策として非常に有効です。 素材による通気・温度・摩擦の最適化 綿だけではなく、吸湿速乾素材やウール系を組み合わせた高機能繊維は、足の湿度や温度を快適に保ち、トラブルの温床となる“ムレ”を抑えます。...
外反母趾・タコ・むくみ…足トラブルと靴下の深すぎる関係
こんにちは。靴下ソムリエのOLENOです。 「外反母趾で親指の付け根が痛くなる」「長時間歩くと足にタコができる」「足がすぐにむくむ」など、歳を取るにつれ増えてくる足のトラブル。 果たしてその原因...

子供の未来のために。「足育」と「裸足靴下」のすすめ
こんにちは。 子供の成長にとって大切な「足」。実は、足の発達=体の発達と言っても過言ではないと考えております。 例えば、家やビルを建てる時は土台を安定させることが最も重要とされています。人間も同じで体全体を支えている土台である足をしっかり育てておくことが、将来の安定に繋がります。 そんな中近年、「足育」という考え方が注目され、足を正しく育てることが、将来の健康や運動能力に直結することが広く知られるようになってきました。 さらに、裸足感覚で地面を捉える「ベアフット」や、それを活かした「ベアフットランニング」というスタイルも少しずつ人気が高まっています。こうした動きを受けて、私たちもフットベアという新しい提案を形にしてきました。 本日は、足育の重要性と、私たちが開発した「裸足靴下」を活用した取り組みについてご紹介します。 足育とは何か? 足育とは、子供たちの足の健康な成長をサポートする活動全般を指します。ポイントは、「自然な足の機能」をしっかり育むことです。特に幼少期は、まだ骨格も筋肉も柔らかく、外部からの刺激がとても大切になります。 足の発達が遅れてしまうと、 ・姿勢が悪くなる ・つまずきやすくなる ・運動能力が伸びにくくなる といった問題が起こる可能性があります。 逆に、幼いころから正しい足の使い方を身につけていれば、バランス感覚・持久力・集中力にまで良い影響があることがわかっています。 なぜ「ベアフット(裸足)」がいいの? 自然界で人間の足は、もともと裸足で歩くことを前提に作られています。これは人類が誕生してから今でも変わってはいません。 裸足で歩くと、 ・足裏全体を使って地面を捉える ・足指が自由に動く ・バランスを取るために筋肉や感覚神経が活性化する など、成長に必要な刺激がたっぷり得られるのです。 こうした「ベアフット」の感覚を取り戻すため、世界的にも「ベアフットランニング」というランニングスタイルが広がっています。 これは、通常のクッション性の高い靴を脱ぎ、裸足やそれに近いシューズで走ることで、本来の足の力を引き出すことを目指すトレーニング法です。 しかし現代では、舗装されたアスファルトや硬い床の上で過ごす時間が長く、「安全に裸足の効果を得る」ことが難しくなっています。 そこで私たちは、独自に「フットベア」という考え方を打ち出しました。それは、裸足感覚を保ちながら、靴ではなく、靴下で最低限の保護を施す新しい足元サポートです。 当社の「裸足靴下」でできる足育・ベアフット体験 私たちの裸足靴下シリーズは、足育やベアフットトレーニングをサポートするために特別に設計されています。それぞれのモデルについてご紹介します。 ◎ はだし靴下KIDS...
子供の未来のために。「足育」と「裸足靴下」のすすめ
こんにちは。 子供の成長にとって大切な「足」。実は、足の発達=体の発達と言っても過言ではないと考えております。 例えば、家やビルを建てる時は土台を安定させることが最も重要とされています。人間も同...

Comod(y) pecora 開発秘話
こんにちは、ブログを全然書かずに新入社員に怒られている、開発担当の“のーまる”です(汗) 今回は、そんな私が担当した『Comod(y)シリーズ』の最新モデルについてお話します! 『Comod(y)シリーズ』 ランやアウトドアアクティビティーはもちろん、日常使いでもオールシーズン快適に着用できる人気シリーズなのですが、ラインナップを少ないのが現実。そろそろ増やしていきたいと思っていた時に、 「ロングレースで使えるメリノタイプのソックスを探しているんです」 ランナーからそんな相談を受けたことが新たな開発の始まりでした。 もう少し詳しく話を聞いてみると、 「朝晩の気温差の激しい時に朝露でシューズやソックスが濡れて足がふやけちゃうんですよ」とのこと。 そこで、吸水・速乾に優れたモデルを提案してみたのですが、すでに着用済みとのこと。 つまり 吸水・速乾に優れたモデルではふやけてしまうが、 ウールベースのソックスではそこまでふやけないということが分かりました。 実際に、朝露でふやけた足裏の写真も見せてもらいました。 なぜウールソックスではふやけないのか? 正直その時は、”吸水速乾機能に優れた靴下”よりも、”ウールベースの靴下”を着用するとふやけにくくなるというメカニズムがピンと来ませんでした。 ただ色々考える中で、 もしかしたらシチュエーションによって、素材の機能性を使い分ける事が必要なのでは?と思い、 ・吸水・速乾タイプ:すぐに汗を吸い、すぐに乾く→熱や温度が高い時に◎ と ・ウールタイプ:撥水機能がありそもそも靴下に水分を保持させにくい→朝霧や湿気の多いシーン◎ を分けてみることにしました。 これにより、 「吸水・速乾に優れた従来のComod(y)シリーズに、ウールベースという“対極”のモデルを加えることで、選択肢がぐっと広がる」 というアイディアが浮かび、開発にも拍車がかかりました。 ...
Comod(y) pecora 開発秘話
こんにちは、ブログを全然書かずに新入社員に怒られている、開発担当の“のーまる”です(汗) 今回は、そんな私が担当した『Comod(y)シリーズ』の最新モデルについてお話します! 『Comod...

その靴下、本当に合ってる?“1日1万歩”の人が知っておくべき素材学
こんにちは、靴下ソムリエのOLENOです。 「今日は1万歩も歩いた!」と満足感を覚えた日、ふと足元を見てみてください。靴下、ムレてないでしょうか?擦れていませんでしょうか?足の裏、疲れていないでしょうか? 毎日歩くことは健康的。でも、その歩数に対して**この靴下は本当に合っているか?**と見直すことは、足元の快適さだけでなく、体全体の疲労やコンディションにも大きく影響します。 【目次】 1.なぜ「靴下の素材」に注目すべきなのか? 2.素材ごとの特徴を比較してみよう 3.素材の違いで、足はここまで変わる 4.歩く人におすすめの素材と構造は? 5.靴下は消耗品ではなく、“身体への投資” まとめ 1.なぜ「靴下の素材」に注目すべきなのか? 靴下選びといえば、サイズや丈、デザインに目が行きがち。ですが、見落とされやすいのが素材です。 素材によって、以下のような大きな違いが出ます: ・ムレやすさ ・乾きやすさ ・ニオイの発生 ・足裏のクッション性や疲労感 ・摩耗・破れやすさ 特に「通勤でよく歩く人」や「立ち仕事が多い人」、「ランニングをする人」「ウォーキングやトレッキングが趣味の人」は、靴下の素材ひとつで1日が快適にも不快にもなります。 2.素材ごとの特徴を比較してみよう それでは、よく使われる素材を比べてみましょう。 ◆ 綿(コットン)素材 吸水性:◎ 乾きやすさ:△ ムレにくさ:△ 摩耗耐性:△ 通気性:○ やさしい肌触りで人気ですが、汗を吸った後に乾きにくく、長時間履くとムレやニオイの原因になってしまいます。...
その靴下、本当に合ってる?“1日1万歩”の人が知っておくべき素材学
こんにちは、靴下ソムリエのOLENOです。 「今日は1万歩も歩いた!」と満足感を覚えた日、ふと足元を見てみてください。靴下、ムレてないでしょうか?擦れていませんでしょうか?足の裏、疲れていない...

高機能靴下=贅沢ではなく、“予防医療”の一環として
こんにちはOLENOです。 世の中には3足1,000円で売れている靴下もあれば、一足で2,000円以上する靴下もございます。高級ブランドの靴下を除くと、「靴下に2,000円も?」と感じる方も多いかもしれません。 しかし、それは本当に“高い買い物”でしょうか?というのが今回のテーマになります。 高機能な靴下は単なる贅沢品ではなく、“予防医療”の観点から見ると非常に合理的な選択なのです。この記事では、靴下がいかに足元から健康を守る“投資”になり得るかを紐解いていきます。 足元から始まる未病ケア 日本では「具合が悪くなってから病院へ行く」文化が根強いですが、世界的には“未病”という概念が注目されています。 未病とは、まだ病気ではないが、健康でもない状態のこと。肩こり、冷え、むくみ、疲れ──これらを放置せず、小さな不調のうちにケアすることで、大きな病気を防げます。 その第一歩が「足元」なのです。 高機能靴下は、 ・外反母趾や足底筋膜炎の初期症状をサポート ・長時間立ち仕事の疲労緩和 ・足の冷えによる循環不良の改善 ・靴擦れやマメの予防 といった医療観点からのメリットと ・高密度編みで耐久性が高く、買い替え頻度が下がる ・防臭・抗菌加工で洗濯回数が少なく済む ・乾きが早く、衛生的でアウトドアでも使いやすい といった“隠れたメリット”が豊富です。 また、正しい洗濯方法(ネット使用・陰干し)を守れば、1年~2年は快適に履き続けられることも。 自分の身体にかける「気遣い」こそが贅沢 人生100年時代、歩く力=生きる力です。足元の不調を我慢し続ける生活と、常に快適でアクティブに動ける生活──その分かれ道は、実は“靴下”にあるかもしれません。 医療や介護の現場でも注目される高機能ソックス 最近では、医療用コンプレッションソックスや糖尿病患者向けの縫い目のない靴下なども登場しており、「靴下=治療や予防に関わるアイテム」としての認知が広がっています。一般消費者も、自分の生活スタイルに合わせて靴下を“選ぶ時代”になっています。 まとめ 高機能靴下は、日々の快適さをサポートするだけでなく、数年先の健康にも貢献する「予防の道具」です。日々の足元への気配りが、姿勢や血行、そして全身のバランスに好影響を与えます。 見た目や価格だけでなく、“何のためにこの靴下を選ぶのか”という視点を持つことが、これからの時代に求められる消費行動かなと思います。「少し高くても、自分の身体のために良いものを選ぶ」──その意識が、自分を大切にする第一歩になるはずです。
高機能靴下=贅沢ではなく、“予防医療”の一環として
こんにちはOLENOです。 世の中には3足1,000円で売れている靴下もあれば、一足で2,000円以上する靴下もございます。高級ブランドの靴下を除くと、「靴下に2,000円も?」と感じる方も多い...