日焼けや防寒の対策から、腕の疲れ軽減など色々なメリットがあるアームスリーブですが、実は色々な呼ばれ方をしております。
- アームスリーブ
- アームカバー
- アームサポーター
それぞれの違いや使われ方について、詳しく解説していこうかなと思います。
決定的な違いは圧迫するかどうか
この3つですが、実は明確に定義されているわけではなく、メーカーがそれぞれ好きな言い方をしています。ただし、一般的にはアームサポーターはほぼ100%で加圧があり、アームカバーやアームスリーブの場合は、加圧があるものと加圧がないものが展開されている印象です。
なので、加圧を最優先に考えている方は、「アームサポーター」で検索をしていただき、加圧はそこまで強くないものを考えている場合は、「アームカバー」や「アームスリーブ」で検索するほうが手っ取り早いと思います。
腕を加圧・圧迫する意味
そもそも、腕を圧迫する意味についてご存知でしょうか?
ひざ下を加圧する着圧ソックスであれば、むくみ解消や足の疲れの軽減など普段から使われることが多いのですが、圧があるアームスリーブ(アームカバー・アームサポーター)はおもにスポーツシーンのみで使われます。(足と違い、日常で腕を多く使う機会が少ないため)
名前の通りサポート要素が強く、腕全体を適度に圧迫することで、筋肉の無駄な動きを少なくしております。それにより、筋肉への負担が減り、疲れが出やすい時間帯のパフォーマンス低下を緩やかにするメリットがあるんです。中には、縫い合わせや生地の厚さを工夫して、テーピングのように動きを補助する役割を担う商品も販売されています。
スポーツの中でも特に、長時間腕を使うマラソンやサッカー、あと腕が命のダーツとかでもよく使われます。
腕の汗を拭く役割
圧はそこまでいらいないという人にとってもアームスリーブ(アームカバー・アームサポーター)は色々なメリットがあります。
アームスリーブ(アームカバー・アームサポーター)は、速乾性と吸汗性を兼ね備えたものが多くあり、腕から出た汗を吸水してくれます。吸水してくれることで、汗が流れ落ちてくることがなく、例えばボールや道具を持ったりするスポーツであれば滑ったりすることが少なくなります。
冬の防寒対策
汗をかかない冬の時期だと、体温調節、いわゆる防寒対策としても用いることができます。長袖だと、暑くなった場合腕まくりをしないといけず、途中でずり落ちてきたりと結構ストレスになりますが、アームスリーブ(アームカバー・アームサポーター)だと、そういったストレスがほぼなくなります。
もし仮に厚くなった場合は、腕から外せばいいだけですし、ランニング中だったりすると、ずらして手首のところで留めておけば、荷物になったりすることもございません。
紫外線対策
今までは主にスポーツシーンでのメリットですが、日常使いでも使うことができるのがこの紫外線対策です。最近では、UVカット機能がある商品も多く展開されており、紫外線が多い時期の子供の送り迎えや買い物など、ちょっとしたお出かけの際に大活躍します。
さすがにお出かけの場合は、ファッション性を重視してアームスリーブ(アームカバー・アームサポーター)をつける方は少ないですが、ファッショナブルなアームスリーブ(アームカバー・アームサポーター)もあったりするので、一度探してみてもいいかもしれませんね。
加圧が不快になる方もいる
基本的には、加圧が強い、加圧が少ない、加圧がないの基準で選んでいただくのが一番分かりやすいですが、加圧については注意が必要です。
・アームサポーター:加圧が強い or 加圧がある or 加圧が少ない
・アームスリーブ:加圧がある or 加圧が少ない or 加圧がない
・アームカバー:加圧がある or 加圧が少ない or 加圧がない
確かに腕をよく使うスポーツによって、加圧があることで腕を動かしやすくなりますが、長時間つけていたりするとだんだん不快に感じる場合があります。心理的ストレスとでもいうのか、だんだん締め付けられることにストレスに感じてきて、そのストレスにより逆に疲れてしまう錯覚に陥ったりします。
なので絶対に加圧は強いほうがいい!と心に決めている方以外は、加圧が少ない もしくわ加圧がないものから試していただき、「加圧が欲しい!」となれば、さらに強いものを着用いただくほうがストレスは少ないかもしれません。
当社でも、締め付けが少ないウルトラライト(約24g)なアームスリーブを取り扱っているので、ご興味がある方は一度商品ページをご覧いただければ幸いです。