ランニングソックスがすぐダメになる原因は“洗濯”だった?NG行動と長持ちのコツを解説

ランニングソックスがすぐダメになる原因は“洗濯”だった?NG行動と長持ちのコツを解説

原因は“洗い方”にあるかもしれません

お気に入りのランニングソックス。まだ数回しか履いていないのに「なんだか伸びてきた」「サポート感が弱くなった」「型崩れしてきた…。」

その違和感、実は「洗い方」や「干し方」など日常の扱い方が原因かもしれません。

近年のランニングソックスは、タフな素材・高機能設計で長持ちするよう作られています。ですが、意外と差が出るのが「洗濯」の部分。扱い方ひとつで寿命も機能性も大きく変わるのです。

この記事では、やりがちなNG行動とその理由、そして長持ちさせる洗濯の基本ルールを詳しく解説します。

【目次】

1. ランニングソックスの寿命を縮める“洗濯NG行動”

2. 高機能でも“洗い方次第”で差が出る

3. 正しい洗濯で寿命を延ばす!5つのルール

まとめ

1. ランニングソックスの寿命を縮める“洗濯NG行動”

■ NG①:洗濯ネットに入れずそのまま洗う

他の衣類と擦れ合い、摩耗や型崩れ、糸のヨレが発生。
特に高機能ソックスは繊細な構造のため、ネットなしはリスク大。

 

■ NG②:柔軟剤を使う

柔軟剤の陽イオン界面活性剤が繊維をコーティングし、

・吸水性の低下

・速乾性の阻害

・防臭加工への干渉

など、本来の機能性を著しく損なう可能性があります。

特に、メリノウールや吸汗速乾素材との相性は最悪。「ムレやすくなった」と感じたら、柔軟剤を疑ってみてください。

 

■ NG③:乾燥機や直射日光での乾燥

高温は繊維にダメージを与え、縮み・硬化・伸び・劣化の原因に。
ポリウレタンやナイロンなど、ストレッチ素材が多く使われるソックスは特に注意が必要です。

 

■ NG④:つま先や履き口を引っ張って干す

洗濯ばさみで強くつまんで干すと、ゴムの伸びや縫製のヨレに直結。干すときは形を整えて、可能なら平干し or やさしく陰干しがおすすめ。

 

■ NG⑤:汚れたまま長時間放置

雨の日や泥道のラン後、そのまま放置してしまうと、雑菌や臭いの温床に。生地へのダメージも加速します。

手洗い or つけ置きだけでも早めに対応しましょう。

 

2. 高機能でも“洗い方次第”で差が出る

現代のランニングソックスは、3足1,000円で売られているものなどを除き、素材も構造も高機能です。

例えば、高品質なポリエステル・ナイロンを使用し、吸水速乾・耐摩耗性に優れた高耐久設計の靴下(OLENOのULTIMATE SHR)や、

Uナイロンの中でも特に強度が高いCORDURA FABRIC®️を採用し、通常のソックスの約4倍の強度を誇る靴下(OLENOのULTIMATE ASO)。

また、メリノウールを使っているが、そのメリノウールの繊維束の中にポリエステルフィラメントを包み込んだ独自構造で、天然素材のやさしさと洗濯耐性を両立したものなど(OLENOのComod(y) pecora)。

これらはどれも高いタフネス性能を持っていますが、「どう扱うか」で実際の寿命機能性には大きな差が出ます。

同じソックスを使っていても、洗濯や乾燥の習慣次第で2倍以上の差が生まれることも。
つまり、“素材が良い”=“雑に扱っても大丈夫”ではないということです。

 

3. 正しい洗濯で寿命を延ばす!5つのルール

✅ 洗濯ネットに入れる

摩耗やヨレを防ぐ基本。裏返してネットに入れるとより効果的。

 

✅ 柔軟剤は使わない

吸水・速乾・防臭機能を保つためにも、中性洗剤でシンプルに洗いましょう。

 

✅ 乾燥機・直射日光NG

陰干し or 平干しで自然乾燥を。高温は性能劣化を招きます。

 

✅ 形を整えて干す

履き口やつま先を引っ張らず、ふんわり形を整えて干しましょう。

 

✅ 汚れは早めに洗う

つけ置きだけでもOK。早めのケアが長持ちの第一歩です。

 

まとめ:素材のタフさを活かすのは、日々の扱い方

ランニングソックスは、今や“履くギア”です。

高機能な素材設計が施されていても、洗い方ひとつで快適性も寿命も大きく変わるという事実を、ぜひ知っておいてください。

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