開発担当 のーまるです
先日、登山道整備のお手伝いで大峯奥駈道へ行ってきました。
その時のことを、つらつらと。
当日は、前鬼登山口からスタートして、釈迦ヶ岳から北側に1時間くらい(孔雀岳より少し北側)行った場所の、道迷いしやすい箇所の整備と水場のチェックが主な内容。
早朝は冷え込み、日中は晴天で暖かい天候で、トレランと言うよりも、スピードハイク的なスタイルの山行。
目指す釈迦ヶ岳までは、ほぼ登り…
木段に取り付けられた表示を見る限り階段が853段あるようだが、登山道と階段のミックスなので、なかなか段数が増えていかない…
前鬼 小仲坊と太古の辻の中間位にある
二つ岩 かつての女人結界
黙々と登っていくと、大峯奥駈道との合流地点
太古の辻
『これより 大峯 南奥駈道』の表示に、山深い所まで来てるんやと実感
深仙の宿からの風景
秋晴れで最高の山日和。ここで、まったりしたい気持ちを抑えて進みます。
ここから、釈迦ヶ岳まで約1Kmの300mアップ。無心で登ります…
登った先には
釈迦ヶ岳
実は、初の釈迦ヶ岳。道中の安全を祈願し、しばし休憩
休憩後、道迷いヵ所まで進むのですが、この区間が険しかった…
へっぴり腰です…(笑)
現場に到着すると特に迷いそうな雰囲気はないのですが実はこの場所、中央を左に進むのが正規ルートなんです。
手前の木が邪魔して正規ルートが見え辛く、中央から右側に踏み跡の濃いルートがあるので、道なりに真っすぐ進みたくなる心理が働いて、道迷いが発しするのだと思いました。
まずは、誰が見てもわかりやすいように倒木等を集めてきて道をふさぎ、カラーテープを設置。
これで、まっすぐは行けなくなったので、この場所での道迷いは無くなりますね!
他にも、
熊笹が生い茂りルートが不明瞭な場所の整備
(左側は切れ落ちれいるので、足元が見えないとかなり危険)
水場のチェック
など、初めて登山道整備に同行させていただいたのですが、何気に歩いている登山道も整備をおこなう方々がいて安全に保てているのただ再認識することが出来ました。
登山道整備が終わった後は
晴天に恵まれ稜線に出ると時折吹く風が心地よく、秋の大峯奥駈道を楽しむことが出来ました。
今回、同行させていただいた山足烏さんの活動はこちらから
当日の装備レビューをまとめてみましたので、秋の山を楽しむ際のギア選びの参考にしていただければと思います!
当日の装備
アームスリーブ WOOL
運動強度の強いシーンであれば、アームスリーブULシリーズでも問題はないのですが、景色を楽しみながらゆっくり目の活動であれば、冷えも感じにくいアームスリーブWOOLがおすすめ!行動中に暑くなれば手首に手繰らせて温度調整できるのも特徴の一つ。これからの紅葉ハイクにはマストアイテムですよ
アルティメットTNG
背の低い熊笹エリアが多く朝露で足元は常に濡れている状態でしたが、速乾性の高いオリジナル素材を使用しているので水が溜まっていく感じはなく、気が付けば乾いている感じ。
速乾性能もありながら保温性も高いと言う特性もあるので、これからのシーズンには特におすすめ!!
プロトタイプ ウールT
アームスリーブ同様、運動強度の高いシーンであれば、サラサラ ランTに軍配があがりますが、一定の速度で歩く際にはウールTが汗冷えもなく外気温の変化に強く、寒い時期のベースレイヤーとしても効果的です!